〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

奥村チヨ 2 〜あなたがいなくても〜いつまでも〜あゝ結婚〜ごめんネ...ジロー〜

奥村チヨさんは大ヒットした恋三部作の艶やかなイメージが非常に強い方なのですが、、デビュー初期はロマンティックで、それでいて、またまだ比較的 正直な歌唱であり、、その中においても類い稀で豊かな表現力が溢れています。^^淡くシットリと優しく、そ…

中村晃子 2 〜霧情〜太陽に恋をして〜私はマジョリーナ〜なげきの真珠〜ローマの灯〜涙の森の物語

中村晃子さんは女優としての活動から本格的に歌手へと移られた方で、、初期の頃は曲調に当時のヒット洋楽の影響がしっかり見られ、、そして、その後にグループ サウンズ調に移行してから特に爆発的にヒットを飛ばして、人気歌手の地位を確立していきます。^…

ガロ(GARO) フォーク 2 〜姫鏡台〜二人だけの昼下り〜僕はしなないだろう〜憶えているかい

ガロ(GARO)は60年代〜70年代の洋楽カントリーのイメージ、世界観を見事に忠実に再現、踏襲しているフォーク グループだと感じます。メンバーのマークこと堀内護さん、同じくメンバーのトミーこと日高富明さん、、そして村山邦彦さん、すぎやまこういちさん …

戦前〜戦後〜華々しい音楽の種類の多様化〜

1920年代〜1930年代前半頃の昭和初期の流行歌が黎明期の頃の音楽は、、歌手の数も音楽の種類も割と少ないイメージで、、大まかに言えば、基本は画一的な音楽(お決まりの構成の展開と進行)にクラシックまたは芸者さん風な発声の歌唱が並びがちなイメージです…

ガロ(GARO) フォーク 1 〜ロマンス〜たんぽぽ〜地球はメリーゴーランド〜美しすぎて〜水色の世界

松崎しげる さんと組まれたバンド 「ミルク」で知られているマークこと堀内護さん、トミーこと日高富明さん、、と、その二人に合流した大野真澄さんとの三人組のフォーク グループで、、割とシンプルで飾らないながら、人の心を捉えて離さない歌詞、、そして…

尾崎紀世彦 3 〜帰郷〜自由であれば〜君と生きる〜愛のみに生きて

尾崎紀世彦さんの色気が ありつつ力強い歌唱は、かなり特徴的なもので、、その渋くて深み、そして安定感があり、、(圧倒的な高音域と、聴かせる低音部において、共に余すことなく情緒豊かであり、卓越しています。)更に声量をも無理なく自然に保つ歌唱力は、…

柏原芳恵 5 〜何でもない何でもない〜坂道〜渚便り〜B面曲

初期から柏原芳恵さんは年齢の割に非常に大人びていて、どこか雰囲気にも仄かな翳り?愁いが漂います。あとトランジスタ・グラマーの典型とされる、その豊かな胸と不思議な色気も注目されていましたね。また、初期は岩崎良美さんの歌唱の影響が割と強く見ら…

藤山一郎 1 〜酒は涙か溜息か〜東京ラプソディ〜丘を越えて〜僕の青春

藤山一郎さんは子どもの時(1921年頃)から童謡歌手として御活躍されていて、、後に東京藝術大学で声楽を学ばれて、、曲によりバリトン〜テノールの音域で歌唱されています。流行歌ではテクニカルなクラシック歌唱はあまりされておらず、とても自然に歌唱され…

織井茂子 1 〜君は遥かな〜静かな夜のビギン〜東京無情 / 君いとしき人よ〜数奇屋橋エレジー〜忘れ得ぬ人〜伊藤久男

織井茂子さん伊藤久男さんは、非常に類まれな歌唱技術を持ち、その実力は凄まじく、、人の秘められた情感を、歌で描き出すことに驚くほどに長けた方であり、その胸に迫る歌唱は時に涙を誘い、、時に、剽軽でガラッパチ、捨て鉢な歌唱で笑いをも誘います。^…

徳山璉 3 〜彌次 喜多 花見道中〜銀座ステップ〜色はにほへど〜

徳山璉(たまき)さんは歌い方も極めて豪快な迫力と明朗さが滲んでいて、、豪胆で豪傑な、あまり小さい事には拘(こだわ)らない人物かと思いきや、、実は内面はイメージと全くの真逆で大人しかった様です。^^優しく暖かな晴れやかさで、軽快に弾む、やや剽軽…

丸山和歌子 2 〜年のころ〜青空〜小雨の港〜若き女性の悲しみ〜

1905年生まれの丸山和歌子さんは、1907年生まれの淡谷のり子さんと同じ現 東京音楽大学の出身で、、技術面では淡谷のり子さんに全く引けを取らない程のソプラノ歌唱能力の高さを見せています。^^男性との掛け合いの歌唱がとてもユーモラスで、、軽快な弾む…

丸山和歌子 1 〜春の夜の唄〜春ぢやもの〜銀座志ぐれ〜

丸山和歌子さんは戦前の1930年代には良く知られていた方の様で、人気歌手だったことが、うかがい知れます。その後は忘れ去られてしまった様でした。汗その歌唱は非常に特徴的で、芸者さんの様な巧みな技巧から、またクラシック由来と思われる類まれなソプラ…

古いレコード音源〜現在に伝わらない歌手の方々

昭和初期の流行歌は、調べてみたところ、当時は非常に有名で人気のある方であったとしても、後々に伝わっていない歌い手さんが多い印象を受けます。(大ヒット期間があっても、一過性だ短いなどの理由。)戦後には残念ながら、新たな時代の時流に乗れずに、古…

明治〜大正〜昭和初期の現実と治安

大正時代や昭和初期は(明治初期からも文明開化で既に凡ゆる洋風化は進んでいます。)、、都市部では街並みも、文化も、一足早く 欧米を見習い現代的になり、洋食屋さんやカフェーが立ち並び、欧米では当時、外出時のマナーとされた帽子姿も日本にも受け入れら…

岡晴夫 3 〜憧れのハワイ航路〜パラオ恋しや〜若いときャ二度ある〜今日も雨だよ〜二度と呼ぶまい

岡晴夫さんの曲はきわめて沢山あり、その70〜80年前 当時からの非常な根強い人気ぶりが、そこからも伺い知れます。^^また岡晴夫さんの歌は、知り合いの70歳前後以下の方では、もはや知らない方も多いので、かなりの時間を経たのを肌でもって感じました。(…

赤木圭一郎 3 〜旅路〜ふたりの渚〜若さがいっぱい〜月に咆える男

赤木圭一郎さんは、雰囲気は現在の30歳前後にも見える程の、さまざまな人生を経てきた存在感と貫禄がありまして、顔立ちは割とワイルドながら、粗野な雰囲気を纏わず、育ちの良さが滲んでいるのも魅力的です。まだまだ、これから後に更に厚みを増して、幅広…

育てる植物の楽しさ〜今年の無花果

九月過ぎた頃になり、家で作っている無花果(いちじく)が四つほど採れました。(成長はまあまあで、一口サイズ程なのですが、味は甘く美味しかったです。^^)そして謎の虫の蛹がイチジクの枝にくっついていて、震え上がっていたのは内緒です。^^汗一昨年ほ…