〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

70年代歌謡

中村晃子 2 〜霧情〜太陽に恋をして〜私はマジョリーナ〜なげきの真珠〜ローマの灯〜涙の森の物語

中村晃子さんは女優としての活動から本格的に歌手へと移られた方で、、初期の頃は曲調に当時のヒット洋楽の影響がしっかり見られ、、そして、その後にグループ サウンズ調に移行してから特に爆発的にヒットを飛ばして、人気歌手の地位を確立していきます。^…

ガロ(GARO) フォーク 2 〜姫鏡台〜二人だけの昼下り〜僕はしなないだろう〜憶えているかい

ガロ(GARO)は60年代〜70年代の洋楽カントリーのイメージ、世界観を見事に忠実に再現、踏襲しているフォーク グループだと感じます。メンバーのマークこと堀内護さん、同じくメンバーのトミーこと日高富明さん、、そして村山邦彦さん、すぎやまこういちさん …

尾崎紀世彦 3 〜帰郷〜自由であれば〜君と生きる〜愛のみに生きて

尾崎紀世彦さんの色気が ありつつ力強い歌唱は、かなり特徴的なもので、、その渋くて深み、そして安定感があり、、(圧倒的な高音域と、聴かせる低音部において、共に余すことなく情緒豊かであり、卓越しています。)更に声量をも無理なく自然に保つ歌唱力は、…

越美晴 1 〜ラブ・ステップ〜気まぐれハイウェイ〜マイ・サマーブルー

越美晴さんは、、八神純子さんや久保田早紀さんらとライバルの時期の女性シンガーソングライターとして、70年代後半から ご活躍をされていらっしゃいました。^^心から歌を楽しまれる、、ノリノリの健康的なムードをまとわれていて、、そして可愛いらしくチ…

山口百恵 10 〜美・サイレント〜曼珠沙華〜愛の嵐〜愛染橋

山口百恵さんは、阿木燿子さん作詞の大人びた世界観を歌われる様になり、明確にアイドルという枠から外へ出る事になります。デビュー中盤までは、シングル曲にて70年代当時以前の価値観の女性像という 古めかしいものを(御出演されたドラマや映画の影響もあ…

近藤久美子(相本久美子) 1 〜初夏景色〜涙のドライブ〜ヒロイン

可憐で飾らない雰囲気の、可愛いらしい雰囲気のある相本久美子さんは、浅野ゆう子さん、伊藤咲子さんらと同じく1974年デビューであり、、1976年からのTVジョッキーでの土居まさる さんとの司会で知られるアイドル歌手です。時期的に やはり高見知佳さんの様…

山口百恵 9 〜絶体絶命〜いい日旅立ち

山口百恵さんは歌を離れると天真爛漫で無邪気な表情と明るいトークを見せているのですが、歌や演技となると瞳と雰囲気、顔の表情に、深く深淵な翳りを見せます。引退直前のラジオでも、話し方に翳りを見せて、引退の決意を真剣に語っていますね。まだ20歳に…

山口百恵 8 〜秋桜〜赤い絆〜口約束〜

山口百恵さんは、悲哀とメソメソ感の強い歌詞、曲調の歌唱から、、大人の情感の複雑さをも巧みに表現する表現者へと急成長を遂げ、、一般的な支持も 曲によって、ある程度の変動はありつつも維持され、、その後押しもあり、影のある少女から強い女性へと脱皮…

岩崎宏美 3 〜未来〜ドリーム〜想い出の樹の下で

岩崎宏美さんの歌唱スタイルは初期の頃はまだ確立されておらず、、真っ直ぐな真面目な発声なのですが、中盤以降に、ユニークな独自の、鼻腔からも やや空気を出して、声を高音に響かす様な、、半分ファルセットな感じ?の歌唱になられていきます。^^確かな…

岩崎宏美 2 〜ロマンス〜そうなのよ〜パピヨン

岩崎宏美さんは、1975年に実力派として華々しくデビューされ、、山口百恵さん、桜田淳子さん、森昌子さんに直ちに追い付き追い越す、凄まじい勢い、飛ぶ鳥を落とす勢いの超高速で、人気歌手の仲間入りを果たしてしまいます。^^また阿久悠さん、筒美京平さ…

和田アキ子 2 〜卒業させてよ〜男と女がいる限り

シットリと人生を聴かせる、、または熱くパンチで攻める、、有名な歌以外にも和田アキ子さんは様々な変化球でユーモラスで面白い歌唱も色々とされていたりします。^^(しかも和田アキ子さんらしくない、、「天使になれない」が本来のイメージとのギャップか…

ビリー・バンバン 1 〜白いブランコ〜恋の花うらない〜ミドリーヌ〜さよならをするために

ビリー・バンバンはコントラバス兼ボーカルの菅原孝さんとギター演奏 兼ボーカル菅原進さんの兄弟によるフォーク デュオであり、、淡く甘い切なさ、ムーディーさを味わいのある低音で聴かせる、、情感豊かなハーモニーが絶妙で素晴らしいものです。^^甘く…

尾崎紀世彦 2 〜別れの夜明け〜かがやける愛の日に〜最後のくちづけ〜許しておくれ

当時、尾崎紀世彦さんの日本人離れし卓越した歌唱力と、、そのエキゾチックで映画的でもある、男性的な色気(遊び上手で、自由気ままなイメージ?)のあるハンサムさは、比類なく、、特に際立った存在だったと言えるでしょう。後年は少しモッサリしてしまいま…

レイジー 1 〜赤頭巾ちゃん御用心〜地獄の天使〜

レイジーは、基本は影山ヒロノブさんがメインボーカル担当されたグループで、、そのヒット曲とテレビ等でのアイドル性から、人気男性アイドルのイメージが強いですが、、実は正統派なロック サウンドを、もともとは志向し模索されたバンドです。森雪之丞さん…

西城秀樹 2 〜傷だらけのローラ〜涙と友情〜至上の愛〜

胸をはだける等、露出の多い衣装での、、野性的な熱唱、そして暴れるような歌唱と、、溌剌としたパフォーマンスが激烈で爆裂な印象の西城秀樹さんですが、、(普段のトークでは、やや大人しく控えめ、繊細で大人な印象です。)徐々にシットリと聞かせる歌唱、…

ダ・カーポ 1 〜恋はかげろう〜燃える手紙〜野に咲く花のように

ダ・カーポは久保田広子さんと榊原まさとし さんによるデュオで、1980年からはご結婚されたため、そこからは夫婦デュオとなります。二人のハーモニーが実に緻密かつ繊細であり素晴らしく、、息があっているのが特徴で、その不思議な世界は情感や趣きに満ちて…

トワ・エ・モア 1 〜愛の理由〜空よ〜誰もいない海

夫婦ではないお二人である芥川澄夫さんと白鳥英美子さんで結成されたトワ・エ・モアは、ギターとハーモニーの息があっていて淡く優しい恋と愛を丹念に歌い上げていきます。またフォーク色は薄く、当時の落ち着いて洒落たポップス感が前面に出ています。^^…

チューリップ(TULIP) 1 〜魔法の黄色い靴〜心の旅〜サボテンの花〜一人の部屋

チューリップは財津和夫さんと姫野達也さんがボーカルをそれぞれ曲によっては交代でメインを担当される事になる、、フォークグループであり、二人の声質が全く異なっていて、、柔らかで情緒的な財津和夫さんと、、甘えたの様な?少年的な声が姫野達也さんと…

欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)〜雨の御堂筋〜雨のエアポート〜恋の追跡〜

欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)さんは、、テレサ・テンさんと同じ様に台湾出身の歌手であり、、その独特の強くユニークなアクセントと訛りから アグネス・チャンさんの様に、よく歌の もの真似をされていましたね。^^大ヒット曲であり、、大阪の御堂筋…

小山ルミ〜さすらいのギター〜ブルー・ジーン〜

小山ルミさんは欧米系ハーフであり、人気モデル、そして映画やドラマなど、幅広く活動された方で、、歌は持ち前の高い歌唱力もあり、声量も十分、、パワフルさと独特の烈しさがある、、変化に富むジェットコースターの様なアップダウンで多彩な発声をされて…

キャンディーズ 3 〜やさしい悪魔〜暑中お見舞い申し上げます〜微笑がえし

キャンディーズは、中盤〜後半には屈託のない雰囲気と、、非日常的で妖しげな雰囲気を混在させた様な路線を歩まれていますね。^^アイドルらしく明るい曲で、、秘密のシーっという仕草がとても印象的な「ハート泥棒」自由な恋しかできず、相手の事を愛せな…

研ナオコ 2 〜女心のタンゴ〜愚図〜一年草〜LA-LA-LA〜あばよ

研ナオコさんは、唯一無二の、非常に独創的な世界観を歌われていて圧倒的な存在感を持っています。^^笑森田公一さん(森田公一とトップギャランとして、、青春時代、想い出のピアノ、、のヒットで知られる。)と阿久悠さんのコンビの痛切なタンゴ調であり、…

研ナオコ 1 〜大都会のやさぐれ女〜うわさの男〜第三の女〜

研ナオコさんは、コントでの志村けん さんとの奇妙で楽しい掛け合いで知られ、またお顔立ちも とても個性的な方です。そして歌唱力も高く、情感豊かに人の奥深い哀しみや、諦め、、どこか荒んだ人情を多目に歌われていますね。^^1971年のデビュー曲である…

山本コウタロー 走れコウタロー〜岬めぐり〜あの日の僕でなく

山本コウタローさんはソルティ・シュガーとしては、、「走れコウタロー」という滑稽な競馬ソングの様なもので、、(歌内のアナウンスもギャグ漫画の様な面白さ!笑)大ヒットを記録しているのですが、、そこからガラッと雰囲気を変えて、山本コウタローとウィ…

ハロー・グッバイ〜柏原芳恵〜アグネス・チャン〜讃岐裕子〜

柏原芳恵さんをB級アイドルから、トップ層へ押し上げた 代表曲として知られる「ハロー・グッバイ」、、これは元々はアグネス・チャンさんのシングル曲である寂しげな別れ歌の「冬の日の帰り道」のB面、、「ハロー・グッドバイ」が原曲で、、それ以降にカバー…

清水健太郎〜失礼レストラン〜帰らない〜

清水健太郎さんは、、鼻にかかった様な、少しかすれた高音の声質から醸し出される何とも甘ったるい、むしろ甘えている様な?ミステリアスで独特な歌唱と雰囲気に個性が発揮されています。^^大ヒット曲「失恋レストラン」は漫画家の つのだじろう さんの弟…

矢沢永吉〜チャイナタウン〜時間よ止まれ〜バーボン人生

矢沢永吉さんは、その粋で洒落た雰囲気と、ロッカーとしての熱い生き方、、また意外と性格は真面目で几帳面、温厚な雰囲気を合わせもつアンビバレント感が魅力の作曲家でもあるロッカーな歌手、ミュージシャンです。その目を離せないパフォーマンス力も、高…

伊藤咲子〜ひまわり娘〜木枯しの二人〜乙女のワルツ〜きみ可愛いね

伊藤咲子さんは、岩崎宏美さんが次の年に華々しいデビューをされて、出て来る前は、、実力派歌手としての名を欲しいままにし、知名度はかなり高かったが、、そこから存在感が減ってしまった〜、、との知り合いからの談がありました。^^笑歌唱は正直な歌い…

渡辺真知子〜迷い道〜かもめが翔んだ日〜ブルー〜たとえば…たとえば

渡辺真知子さんは1970年代後半のューミュージック全盛期にヒットを多数とばした、、新進気鋭の女性シンガーソングライターで、、お声は やや個性のある、やや くぐもってアンクリアーな感じで、そこに歌謡曲としての素敵な味わいと個性が光り、、また声量も…

ちあきなおみ 2 〜喝采〜夜間飛行〜夜へ急ぐ人〜ルージュ

ちあきなおみ さんの表現力は卓越していて、、声の抑揚から息の抜き加減、緩急すべてを自在に操り、歌の世界に憑依されたかの様に感情移入して歌われます。^^(美空ひばり さんのモノマネでも才能を爆発させていました。)特に初期の歌の殆どが、、伊東ゆかり…