〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

織井茂子〜聞く世代が今となっては少ない音楽は〜

残念な事なのですが、聞く世代が少ない音楽は、やはりテレビやラジオでも流されにくくなるみたいですね。


2000年ごろは、渡辺はま子と宇都美清の「あゝモンテンルパの夜は更けて」とか、平野愛子の「君待てども」岡晴夫の「東京の花売り娘」、他にも唄える美人女優の高峰三枝子霧島昇藤山一郎東海林太郎伊藤久男三橋美智也とか村田英雄、三波春夫、、などラジオでも掛かる時が時々はありました。今は多分、菊池章子灰田勝彦、春日八郎、織井茂子、二葉あき子、松島詩子淡谷のり子笠置シヅ子といった面々も特集されにくいと思います。

おそらく1920年代〜1930年代 または、それ以前の生まれの方が日常で聴いていた楽曲なので。汗


やはり歌は、人々のその時代の想い出とともに有るものなので、親世代が口ずさんで憶えている〜位になってしまうと、その時に生きた時代としての記憶ではない事になってしまう。

本当に懐かしさが込み上げてくるのは、リアルタイムで子どもの時〜青春期に聞いた流行歌が多い気がします。なので、その世代の方が減るとリクエストも減るのは当然なのかなあ、とシミジミと寂しく思います。


画像の織井茂子さんは、岸恵子さん佐田啓二さん、そして石原裕次郎さん夫人の北原三枝さん(まき子夫人)等の出演した映画「君の名は」の主題歌である「君の名は」、、アイヌの伝承をモチーフとした「黒百合の歌」などをかなりの歌唱力と溢れんばかりの情感で歌われています。

(二曲とも古関裕而さんの作曲。)