〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

じゅん&ネネ〜愛するってこわい〜星の舞踏会〜みずいろの世界

じゅん&ネネは、女性二人組みの宝塚風、美しいメロディとハモりのデュオです。男役風な方が、じゅん さんで、 娘役風の方がネネさんとなります。もともとはクッキーズという二人組みだった二人が路線を変えたみたいですね。^^



二人が深く愛し合っていると匂わせる歌が多いのが一番の特徴かと思います。^^

じゅんさんは独特の歌唱で歌を印象づけ、ネネさんの歌唱はとても高く伸びやかで、二人のメロディを格調高く引き上げています。


「愛するってこわい」も妖しげで耽美的なのですが、私は会えてB面の童話かメルヘンの様に明るい「星の舞踏会」が大好きですね。

こちらはとても明るく幸せに満ちた二人を描く楽曲で、インパクトには欠けますが優しく安心感がある曲になってます。

二人の掛け合いはどの曲でも実に見事で、お二人の歌唱力を存分に示したパワフルな「お熱い仲」、色っぽいネネさんの歌唱の「お気に召すまま」、明るい歌謡曲調でなかなか露骨に熱愛な「お熱いほうがステキ!」などにおいても、実に素晴らしいです。


そして「みずいろの世界」はかなりのマイナー調で謎めいているのですが、二人だけの愛の世界に生きていく事を、全てが水色と例えて歌う詩的で不思議な魅力があります。


この二人は歌のお上手さも、さる事ながら、二人ならではの世界を作れたのが他と差別化を図れた要因に違いありませんね。^^