〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

灰田勝彦〜東京の屋根の下〜野球小僧

灰田勝彦さんは戦前から、とても人気があった方らしく、知り合いの広島出身の70代の方のお母様と伯母様が、灰田勝彦さんが選挙の応援に広島に訪れた時に熱狂的に喜んで観に行った話を聞いた事があります。^^

戦前はウクレレを片手にハワイアンやヨーデルを中心に、戦中は伊藤久男さんらの様に、「空の神兵」の様な軍歌を多数、歌われた事でも知られます。
戦後すぐには「東京の屋根の下」というヒット曲がありますね。^^
(この曲と同じ作詞家である佐伯孝夫さんが、橋幸夫さんと吉永小百合さんの若々しい青春の楽しさを明るく唄うデュエット曲「若い東京の屋根の下」も作詞されています。)

街を楽しげに散策しながらも、、何にもなくてもよい〜、、という歌詞にやや終戦直後の混乱期が暗示されていますね。

そして明るく力が湧く様な応援歌「野球小僧」
、こちらも今でも時折、聴かれるほど元気が出る名曲で未だ戦後色が濃かった時期に、人々のそのままでは、荒みそうな辛い心を支えたのだと想像します。^^