〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

園まり〜夢は夜ひらく〜逢いたくて逢いたくて〜

園まり、中尾ミエ(「可愛いベイビー」で有名。これは梓みちよ さん「こんにちは赤ちゃん」と同時期なので、赤ちゃんの事を歌っていると思われがちですが、コニーフランシスのカバーで、ベイビーは愛しい人の事を意味します!笑)、 


伊東ゆかり(とんでもなく意味深な曲である、「小指の想い出」などで知られます。笑)さんら、スパーク3人娘の時代は和製ポップスと呼ばれる洋楽カバーが非常に多かった時代です。


この時期の弘田三枝子さん(彼女のイタリアの歌手ミーナの「砂に消えた涙」のカバーは特に秀でていました。)、

越路吹雪さん、森山加代子さん、

雪村いづみ   さん(ダイナ・ショアの「青いカナリア」のカバーをされた事で有名。)らも洋楽のカバー曲を多数歌われています。

(この時代、アメリカ、フランス、イタリアなど欧米の楽曲のカバーが混在して流行します。)


シットリと甘美に歌いあげる「逢いたくて逢いたくて」、園まり さんは色気のある歌唱をされる美人歌手として有名で、松原智恵子さん、渡哲也さんの同名の映画にも出演されました。


そして、夢は夜ひらく、、こちらは藤圭子さんのバージョンとは歌詞が違い、相手のかりそめの偽りの愛からの、シットリとした相手へのまだ残る未練と名残惜しさを残しながら、気丈な夜の別れを示しているものです。

内容的には、藤圭子さんの〜夜咲くネオンは嘘の花〜夜飛ぶ蝶々も嘘の花〜に通じるところ、共通点もあります。藤圭子さんの方が奈落の底を這いつくばる人生を歩んでいる感じがありますが。笑^^


(園まり のバージョンも夜の酒場なので、お水の香りを感じます。クラブ順子の田村順子さんや、クラブ姫の山口洋子さんの世界。汗)^^


園まり さんの顔の形の雰囲気は、僅かに有働由美子アナウンサーにも似ている様な感じで親しみやすいです。^^