本田美奈子さんはミュージカルでも活躍された85年デビューのアイドル歌手です。
(南野陽子さん、浅香唯さん、斉藤由貴さん、中山美穂さんらのデビュー年ですね。)
ソウルの様な独特な歌い方の 高い歌唱力と、山本リンダさんのようなセクシーで色っぽい路線をとられた事でも知られていますね。^^
彼女の作品は筒美京平 作品が多く、作詞も松本隆、売野雅勇(まさお)、秋元康など、そうそうたる顔触れ。
デビュー曲「殺意のバカンス」は、さながらサスペンスの様なスリリングな緊張感が持ち味で、行間に思惑のある大人な雰囲気をいきなり表現されています。
そのB面曲「恋人失格」は、お洒落なサウンドの洋楽ロック風で、こちらは等身大の少女の揺れ動く恋心を焦燥感とともに歌われている名曲です。
(セカンドシングルで、明るく茶目っ気たっぷりな青春の恋を描く「好きと言いなさい」、、と、、夏の秘めた一過性の恋と離別を歌う「暗闇に緋いドレス」は逆転していて、、逆にB面がかなり大人のムード。)
また、妖艶な雰囲気と衣装をまとい、セクシー路線のSosotte、、
代表曲 当時のディスコサウンド風の「Temptation(誘惑)」、自由かつセクシーな色香を匂わす「1986年のマリリン」、、 の次のシングルリリース曲ですね。
艶美な雰囲気はマリリンから受け継がれています。^^
そのB面曲「if...」、「ハーフムーンはあわてないで」は本田美奈子さんの路線らしい洋楽を参考にされた素晴らしい曲で、特に後者は、殺意のバカンスにも似た、かなり意味深でセクシャルな要素を纏う内容になっています。
if...の方はフられた相手にすがった過去への決別をパワフルに歌い、こちらも気の強い彼女らしい隠れた名曲ですね。^^
そしてドラマのテーマでもあり、ガラッとイメージを変えた青春応援ソングの
更にそのB面「心のアラーム響かせて」も、、明日を含む未来や生きることに対して、人生について、明るく爽やかに問い掛けるもので素晴らしい曲だと思います。
初期の本田美奈子さん節が冴え渡ります。