〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

ルパン三世〜愛のテーマ〜水木一郎〜九条万里子

ルパン三世は誰もが知る、、

モンキー・パンチさん原作の、ニヒルでシニカル(冷笑的)かつハードボイルドな作品であり、かなり大人向けの漫画で、表現も原作では過激になっています。^^


1960年代〜1970年代には当時の各国の諜報活動、、

スパイやアメリカFBIとCIA、ソ連KGBなどの大活躍した冷戦下の欧米を絡めた、その時代を反映する歴史的な様相も呈していますね。^^


基本は子ども向けの世界観は持っておらず大学生前後以後の年代を中心に据えた、世界観をもっています。


各話独立形式が多く、各話の終わりも誰かの落命や、救いのない終わりなど、、

現実的な終焉を展開しがちなのは、手塚治虫氏の世界に(ブラックジャックなど)近いものがありますね。^^


この世代の作者の方々は、特に本を中心娯楽として読まれた世代でもあり、、また戦時下を挟んで戦後の焼け跡時代を体験した辛い世代なので、その影響の傷跡も慮れてしまいます。


そしてルパン三世の初期のエンディングテーマのルパン三世 愛のテーマ はとても物悲しいながら、感動や大団円にも相応しいムーディーな作品。

作詞作曲された大野雄二さんらしい、、

ジャズロックな大人の寂しげながらも、悲喜こもごも なリアルな人生を映し出したサウンド


このテーマは、、

「すゝきのブルース」での高い歌唱力で知られていて、その高めのお声と繊細さを合わせ持つ歌唱をされた、九条万里子さんの旦那様である、、

1977年にボーカルを入れた、、水木一郎さんの独特の声質の歌唱で特に知られますね。^^


あとアフリカ系のハーフ(ミックス)である、、Pete Mac ,Jr. (ピート マック ジュニア)さんこと、藤原喜久男さんが歌唱されたバージョンも知られています。


藤原喜久男さんはオープニングのルパン三世のテーマを歌われた事で、、既に絶大な存在感とイメージがありますね。^^


あとルパン三世のエンディングテーマと言えば、、欧米系で日本ハーフであり、

(グラビアでは、アグネス・ラムさんより先輩かつ色気のあった、、)

歌手サンドラ・ホーン(サンディ)さんの歌唱として知られる「ラヴ・スコール」のイメージも強いでしょう。^^


こちらの歌は、なんと峰不二子さんこと、増山江威子さんの色っぽいバージョンも存在します。


そして木村昇さん歌唱のエンディング曲「ラブ・イズ・エブリシング」、、こちらもオシャレで夕方〜夜の優しいイメージで、、印象深い曲です。^^


上にあげたのは第2期エンディングとなります。


あと、、チャーリー・コーセイさん歌唱のニヒルで気怠げな第1期のルパン エンディング、、


80年代の第3期で、疾走感ある中村裕介さんのオープニング「セクシーアドベンチャー」、、

ソニア・ローズさんの舌足らずな感じのエンディングである「フェアリーナイト」をお好きな方もいらっしゃると思います。^^