〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

渡辺真知子〜迷い道〜かもめが翔んだ日〜ブルー〜たとえば…たとえば

渡辺真知子さんは1970年代後半のューミュージック全盛期にヒットを多数とばした、、新進気鋭の女性シンガーソングライターで、、

お声は やや個性のある、やや くぐもってアンクリアーな感じで、そこに歌謡曲としての素敵な味わいと個性が光り、、

また声量も十分で迫力があり、その上に力強いく発声される高音も かなり遠くまで伸びます。

デビュー曲であり、ユニークでコミカルなイントロが印象的で、、

歌詞の内容は、相手からの別れのキッカケとなってしまう、かつて勝手放題だった過去の自分自身のプライドの高さを悔やみ、、(渡辺真知子さんの声は気が強そうなので、そんな感じに聞こえます。^^笑)

切り出された別れを受け止めきれず、なかなか真っ直ぐに先へ進めずにいる、、というものである歌謡曲の「迷い道」、、

ハーバーでの出会いと、その相手からの別れに未だに立ち直れずにいる、勝気な女性の恋物語を強い歌唱で描写した「かもめが翔んだ日」、、

相手と別れたくないあまり、自分を隠し、相手の過去の恋人への断ち切れぬ想いに対して、辛いながらも見て見ぬ振りをしてしまう、マイナー調の曲の「ブルー」、、

アップテンポで緊張感のあるスピードのあるサウンドであり、
恋しい相手のいる相手に溺れそうになり、戸惑いを隠せずに途方にくれる「たとえば…たとえば」

カネボウのCMソングで、、今までと異なり極めて明るく弾け、自由を謳歌する「唇よ、熱く君を語れ

渡辺真知子さんは、激情に身を任せる歌唱が、その極めてパワフルなボーカルの為に、とてもよく似合っていますね。^^