柏原芳恵さんは情念というのか、、
一筋縄ではいかない様な複雑な恋愛、片想い、浮気心、、などの秘めておくべき悲哀、小悪魔心を繊細に表現される時に 断トツの強い情緒を発揮されます。^^
夜の大胆な誘いを泣く泣く断り、振られる不安と軽い嫉妬に襲われる「恋人たちのキャフェテラス」
哀愁から、明るく夏らしい曲調へ、、一気に飛び越え切り替わるユニークさのある
初期の曲である「ガラスの夏」、、
同じくデビュー初期の曲でありながら、、
思いのまま許されない恋に付き進み、一人になってしまう哀しみの「めらんこりい白書」
松山千春さん作詞作曲で、このまま楽しく美しい想い出のままに 留めておこうと、相手が帰らない内に去りゆく決意を固める切なさの
「タイニー・メモリー」
中島みゆき さん作詞作曲の熱く激しいパターンの中島みゆきワールドが炸裂する、、意中の相手に、偽りのカップルを演じさせられるのに、怒りを覚え、いつかキツイ仕返しを目論む「カム・フラージュ」
松本隆さん、筒美京平さんコンビによる、リズムよくアップテンポでダンサブル、、小悪魔的な女性の駆け引きを歌う「ト・レ・モ・ロ」
この様に、80年デビュー組の中でも異彩を放ち、松田聖子さんらがまだまだアイドルらしかった時期に、柏原芳恵さんは どんどん正反対に情念の歌謡曲に進まれていました。^^笑