〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

研ナオコ 1 〜大都会のやさぐれ女〜うわさの男〜第三の女〜

研ナオコさんは、コントでの志村けん さんとの奇妙で楽しい掛け合いで知られ、またお顔立ちも とても個性的な方です。

そして歌唱力も高く、情感豊かに人の奥深い哀しみや、諦め、、どこか荒んだ人情を多目に歌われていますね。^^

1971年のデビュー曲である「大都会のやさぐれ女」では弱冠 17歳にして 大都会で捨てられた、、心に潜ませる闇深さを、ガラッパチ、、捨て鉢な雰囲気で パワフルに表現されていて驚かされます。^^汗


また、そのB面の「御免遊ばせ」は非常に明るい民謡調で、
A面とは打って変わり、爽やかで色っぽいコーラスと織り成されるノスタルジーが心地良い、、楽しくコミカルな歌です。^^


そして底抜けの明るさと、研ナオコさんの江戸っ子?スケバン風の口調と、巻き舌がスパイスとなり軽快で面白い、、気軽に語りかける様な歌詞の「うわさの男」


ややジャズ風の お洒落な雰囲気の曲ながら、、間に挟まれる早口の恨み節??の歌唱の深い切実さと、、基本は迫力ある発声で歌いきり、、緩急をつけ パンチのある歌唱力を発揮する「第三の女」(瀬川瑛子さんの様な声で、相手への重苦しい恨みを歌うのは圧巻です!^^)

この様に初期の楽曲では、より研ナオコさんの歌唱力と、醸し出す独特の深い世界を楽しむ事ができますね。^^