ザ・サベージ〜寺尾聰〜いつまでもいつまでも
ザ・サベージは寺尾聰さんが、所属していてヒットを幾つか飛ばしたグループサウンズとされるバンドであり、、
リーダーであり非常に人気があった奥島吉雄さんとは声質がかなり似ている印象です。
長閑で何とも甘く深みのあるイントロと続く優しい口笛で始まり、、遥かな想い出を振り返り、、カントリーの様にゆったりした情感のサウンドの、「いつまでもいつまでも」
そのB面曲であり、優しくスローテンポで、爽やかな明るさのある曲で、、抑揚の少なめの寺尾聰さん節が炸裂している「恋の散歩道」
当時の加山雄三さんの歌われる種類の歌謡曲に(大ヒット曲「君といつまでも」 の様なムーディーさがあります。)分類をされそうでもり、曲調の暖かな甘さが印象深い「この手のひらに愛を 」
こちらのB面曲で、、転調後に、ソフトな歌唱の主唱を追い掛けてくる様な、コーラスとハーモニー、、ややエコーの様に聞こえるのが愁いの中にも、幸せ感と幻想的な深みを 神秘的に添える「星のささやき」
典型的なグループ・サウンズらしさのあるサウンドで哀愁から転調して爽快な曲となりハーモニーが綺麗な「渚に消えた恋」
間奏で響き渡る口笛と、グループサウンズらしい恋と愛に対する焦燥感と 胸の内の さざめきが心地よい「夜空に夢を」
などなど、サウンドとボーカルの二人の相性が非常によく、、陰りのない寺尾聰さんらのメインボーカルの、どこか広がりのある歌唱は秀逸です。^^