〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

キャンディーズ 3 〜やさしい悪魔〜暑中お見舞い申し上げます〜微笑がえし

キャンディーズは、中盤〜後半には屈託のない雰囲気と、、非日常的で妖しげな雰囲気を混在させた様な路線を歩まれていますね。^^



アイドルらしく明るい曲で、、秘密のシーっという仕草がとても印象的な「ハート泥棒」


自由な恋しかできず、相手の事を愛せないという衝撃的な内容の別れを告げる、、変化球の「哀愁のシンフォニー」


吉田拓郎さん作曲であり、、

妖艶さを、ミステリアスで艶のある踊りと衣装で表現されて、、

恋に落ちた相手を悪魔に例え、、悪魔を召喚する儀式の様な、、謎めいたムードで歌う「やさしい悪魔」 



踊りのパラソルにつかまる動作が面白く、、色気のある歌の間にあるハミングが特徴で、、レトロで懐かしいイメージの楽しげな夏曲「暑中お見舞い申し上げます」



静かで幻想的な、幸せへの旅立ちを 静かに情感を込めて表現された「アン・ドゥ・トロワ」



歌詞での、あの人(大人の余裕のある相手)、、と あいつ は異なる存在だと思われるので、、(そう仮定すると山口百恵さんのイミテイション・ゴールドの様に比べて見劣りを感じている事に。^^?)


非常に意味深であり、妖艶なムードを醸し出され、藤村美樹さんの実は秘めた高い歌唱力が判明する事になる「わな」、、

そして、暑中お見舞い申し上げます、、のB面曲の「オレンジの海」も藤村美樹さんの歌唱で、非常に悲哀と静寂の曲で、、


また、アルバム曲の、弾むような未知への出発に期待を込めるイメージの「季節のスケッチ」など、A面以外では意外と歌唱されていたりします。^^笑



最後期キャンディーズの歌で一番知られる歌であり、今までのキャンディーズのヒット曲のタイトルを随所随所に散りばめた、、

二人の同棲の終わり、愛の終わりを爽やかに告げる、、「微笑がえし


最終シングルであり、、三人三様の切なく、重苦しい決意を新たにする旅立ちと別れの余韻を、残すステキな歌唱をされる「つばさ」


そして こちらも ミキさんの歌われた、、

アルバム曲であるファルセットのコーラスが愁いを添える、歌謡曲調の「恋はサーフィンに乗って」など、、

アルバムではキャンディーズ色を残しながらも、割と難しめで繊細な正統派の歌謡をうたわれた印象です。



また、実は3人全員のハーモニーと歌唱力が底力としてキャンディーズの歌を支えていた事を実感します。^^