椎名恵〜今夜はANGEL〜悲しみは続かない〜THE WIND〜午後10時からの不在の〜たぶん彼女も水の星座
椎名恵さんは大映ドラマの主題歌を歌う事が多く、、当初はお声以外のお姿などは謎の存在でしたが、、
その鼻から抜ける様な澄み渡る お声はかなり印象深いものでした。^^
椎名恵さんのデビュー曲は洋楽のカバー曲であり、、ロックで強烈なインパクトのある壮大な広がりのある曲「今夜はANGEL」で、、
(ダイアン・レインとマイケル・パレ主演の人気アクション映画「ストリート・オブ・ファイヤー」の劇中曲「今夜は青春」のカバー曲。)
クセのある演出と、来宮良子さんによる深みのある、おどろおどろしい?ナレーションと、、
そして、さも大それた内容をテーマとしているかの様な? 鳴り物入りな筋書きが お得意の大映ドラマのオープニング曲となります。
このドラマは当時のアイドルの杉浦幸さんが主演されていた、、
(原作漫画は宮脇明子さんの作品の)
「ヤヌスの鏡」の主題歌でした。
[中村晃子さんや 83年組としてデビューされた元アイドル歌手 大沢逸美さんもレディース役で出演されていましたね。]
続いて、、アメリカの歌手ミート・ローフのGood Girls Go to Heaven(Bad Girls Go Everywhere)のカバー曲であり、、
津雲むつみ さん原作漫画からの、、
同じく杉浦幸さんが主演されたドラマである
「このこ誰の子?」のオープニングテーマからの、、
辛く重くるしい日々からの解放を アップテンポで描く「悲しみは続かない」、、
同じく破天荒なヤンキードラマにも入りそうなドラマ「プロゴルファー祈子」のオープニングであり、、
大人なムードでシットリと涼しげに通り抜ける様な爽快さのある「THE WIND」
このB面の、、椎名恵さん作曲となる、
、愛を確かめたいと感じる自由で奔放な女性像を、、
疾走感のあるクールなムードの洋楽サウンドを、切なさの入り混じる焦燥感で歌う「午後10時からの不在」
お洒落でドラマティックな曲調と歌唱の集大成とも言える、、
客観的に過去の自分と、過去には判らなかった相手に与えた哀しみへの労わりの想いを、、
切なくも、甘さと強さの変化をつけて歌われた名曲「たぶん彼女も水の星座」
椎名恵さんは、声が伸びやかながら、抑揚の流れも自然で違和感なく、なだらかで、、
更に、、とても表情豊かな歌唱から、全体としてもムーディーで美しい曲に纏(まと)めて 仕上げる事ができていますね。^^