〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

初代コロムビア・ローズ〜東京のバスガール〜どうせ ひろった恋だもの

戦時下において、流暢な英語の放送をされた有名なアナウンサーの通称「東京ローズ」が名前の由来とされる、、

初代コロムビア・ローズさんは戦後間もない頃の流行歌の歌手として非常に有名であり、、


その歌唱も流れる様に淀みなく、、また時に弾む様にリズミカルであり、、高音も美しく、、とても印象的です。^^



若々しさが民謡調の歌の中にも可愛いらしく描かれた、、当時の流行歌らしい純和風で落ち着いた雰囲気のある「娘十九はまだ純情よ」



音沙汰のない別れてしまった恋の悲しみにの辛さを、趣きのある歌唱で嘆き、、

アップテンポで焦燥と淡い愁いを混在させた、、上原げんと さん作曲の「リンゴの花は咲いたけど」


とてもレトロな雰囲気の声質で、、豊かな情感で、切なさを、抑揚も繊細に歌う

東京のバスガール」


明るい曲調ながら、悲哀の失恋の自暴自棄さを民謡調で丁寧に、また細やかに情念を込めて歌いあげる「どうせ ひろった恋だもの」



初代コロムビア(コロンビア)・ローズさんは非常に複雑で深い歌唱を得意とされる方で、、

人の感情の機微を、実に細部まで余す事なく歌で表現されています。^^