〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

南沙織 2 〜哀愁のページ〜早春の港〜色づく街

南沙織さんの楽曲は、デビューして暫くして、少女から大人になり始める哀愁を帯びてきます。

感情を込めた歌唱は非常に秀逸で、歌詞の意味を完全に理解された表現力に感動しますね。^^


橋本淳さん筒美京平さんコンビの作品で、、

佐良直美さんのヒットしなかった名曲のカバー曲「ギターのような女の子」

非常にこの歌の言いようのない哀感をシットリと歌われていて、、

この歌の佐良直美さんとは異なる世界を、カバーで正に開拓されたと思います。^^



優しく穏やかに、、過ぎ去った遥かな恋の想い出を振り返る「哀愁のページ」


他所の国、、懐かしい故郷、、といった南沙織さんのエキゾチックな存在としての意義を際立たせる言葉を用いた、、「ともだち」



流れてきたと おぼしき訳ありの男性との恋を、そっと暖かに育てている「早春の港」


別れの いい様のない寂しさと、、それを女になる為に必要な通過点と受け止めていく「色づく街」



などなど、、時間とともに南沙織さん自体が成長していく姿、、

少しずつ大人になり、現実を受け止めていく感情、、その複雑さを、歌詞の内容にも織り込んでいますね。^^