〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

橋幸夫 1 〜潮来笠〜あれが岬の灯だ〜若い素顔〜南海の美少年〜恋のメキシカン・ロック

橋幸夫さんは、爽やかな青春群像を描いた青春映画スターの一人であり、、

また歌謡曲だけでなく、民謡調、演歌など多彩な歌を歌う事で知られる歌手です。^^


そして吉永小百合さんとのデュエットもされていて、、モダンな雰囲気の作品も数多く残されています。



また、フランク永井さんのヒット曲「有楽町で逢いましょう」の作詞をされた佐伯孝夫さんの作詞と、、

フランク永井さん作品を数多く手がけた吉田正さん作曲のコンビ作品が多いのが橋幸夫さんの特徴でしょう。^^




声質は節回しも非常に軽快かつ、情緒のある細やかで繊細かつ、巧みな歌唱が印象的です。



橋幸夫さんの有名な歌であり、、

メキシコ五輪に触発されて作られたという、、


1967年の「恋のメキシカン・ロック」は変化球とも言える、、

非常に軽快で明るいサウンドながら、このユニークなリズムも見事に ものにされています。^^




デビュー曲の、、民謡調でもあり、江戸情緒の美しさの残る歌で、、股旅演歌、股旅歌謡に分類されるとされる「潮来笠」



静かな愁いと、哀しみをまとい、恋い焦がれる相手への想いを切なく歌う「あれが岬の灯だ」



歴史物語とも言える歌詞を、重く辛い覚悟を、悲哀とともに見事に歌う「南海の美少年」


また似た題名ながら、まるで異質な曲であり、、橋幸夫さんのムードのある歌唱が淡く優しい「東京の美少年」


鶴田浩二さんの様な、任侠路線?を若者ながら人生の悟りとともに哀切に表現されるのに驚かされる「我が生涯は火の如く」



などなど、若さを感じさせない、深みのある感情を描き出す、、あまりにも早咲きの貫禄のある(あり過ぎる?)歌唱が群を抜いています。^^