トワ・エ・モア 1 〜愛の理由〜空よ〜誰もいない海
夫婦ではないお二人である芥川澄夫さんと白鳥英美子さんで結成されたトワ・エ・モアは、
ギターとハーモニーの息があっていて淡く優しい恋と愛を丹念に歌い上げていきます。
またフォーク色は薄く、当時の落ち着いて洒落たポップス感が前面に出ています。^^
大ヒット曲であり、、
突然に恋に落ちている事に気がついた、暖かく、とてもお洒落な曲調の「或る日突然」
ボサノバ(ボサノヴァ)のリズムに乗る淡く優しい歌声に癒される「美しい誤解」
感動のニュー・ロックとされ、、お二人の追い掛けるようなコーラスのハーモニーが非常に繊細で美しく、、
柔らかで深く優しい眼差しをお互いに向けたかの様に歌う「愛の理由」
爽やかで溌剌とした感情の中、、その頃に自然とともに無限に広がっていた幸せな愛を振り返っている「空よ」
相手の気持ちを慮り、、
初恋の人の面影を何処か無意識に、懐かしさで感じていた事に気がついて、、
言葉にせずに優しい遠慮をみせる情緒が暖かい「初恋の人に似ている」
越路吹雪さんと同日競作となり、、越路吹雪さんの夫である内藤法美(つねみ)さんの作曲である「誰もいない海」
そっと、さり気無い、ふとした切なさをロマンチックに歌うイメージな トワ・エ・モア のお二人とは違い、、
越路吹雪さん版は、越路吹雪さんの人生に基づくであろう重厚な味わいと円熟味、、
そして悲哀、、
そして苦しく辛い悲痛さ、そこからの希望へと歩む、、そんな唯ならない深みが強く、パワフルさが凄まじくなっています。^^