松原みき 4 〜アルバム「彩」〜トランプのお城
松原みき さんの5枚目のアルバムで最初で最後の日本語タイトルのアルバムとなります。
そのハスキーボイスと、それでいて高音は曇りなく伸びていき、、
まるで、その さっぱり された性格と、真面目さが現れているようです。^^
ポップで明るい曲調の中、もう戻る事のできない別れの定めを、涙とともに現実を受け入れていく「Change」
とても静かに、、それでいく強く暖かく、二人の愛を育む日々を信じて歩もうとする、、
林哲司さん作曲の「トランプのお城」
濱田金吾さんが作曲された、、うねりのある音楽で、不吉な二人の行く末、、未来の到来を描き出すユニークなサウンドの「予言」
深く愛し合い幸せな二人の関係を、甘く優しく穏やかに描いた「会えない夜には」
松原みき さんの作詞作曲による、、
軽快でポップ、、明るく穏やかなサウンドであり、、
松原みき さんらしく、非常に女性らしい眼差しの歌詞で、、
デートの際の女性のお洒落、、そして10cmヒールの不安定さ、、
その想いと苦労に全く気付かない、、
鈍感で無神経な恋人に、少し切ない寂しさを覚えながらも、あと少しだけ歩みよってくれるのを信じている「10cmヒール」
松原みき さん作詞、梅垣達志さん作曲の、、
都会的なシティポップ系サウンドで、緩やかな一人の時間の大事さを、人の寂しさと比較して描写する「ひとりぼっちが楽しくて」
洒落た雰囲気のサウンドと、、弾む様なテンポとリズムで、、高らかに異国での恋人たちの情緒を歌い上げる、松原みき さんの歌唱力が冴えた「Bay City Romance」
竜真知子さん作詞、松原みき さんの作曲によるお洒落なムーディーさと、、
優しく暖か、情感のある、、緩やかな静けさにも、そっと悲哀と哀しみの流れる曲「ミセス」
前アルバムの「Myself」からの第1曲目であり竜真知子さん作詞で、、作曲は松任谷正隆さんの、、
明るい情感と、この上ない幸せに満たされていく姿をロマンチックに映した曲「バレリーナ」
など、一筋縄ではいかない、様々な曲へのチャレンジを試みていて、そして 松原みき さん自身も作品に関わる回数が増えていきます。
さらに曲に表情が増え、まだ22歳とは思えない音楽的センス、才能を開花させています。^^