〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

尾崎紀世彦 2 〜別れの夜明け〜かがやける愛の日に〜最後のくちづけ〜許しておくれ

当時、尾崎紀世彦さんの日本人離れし卓越した歌唱力と、、

そのエキゾチックで映画的でもある、男性的な色気

(遊び上手で、自由気ままなイメージ?)のあるハンサムさは、比類なく、、特に際立った存在だったと言えるでしょう。


後年は少しモッサリしてしまいましたが、それも御愛嬌かなと。^^笑



また逢う日まで、、

さよならをもう一度、、サマー・ラブ、、がよく知られている有名曲なのですが、、他の曲にも聞けば聞くほど素晴らしい旨味が隠されています。^^




非常に重厚で、、遥かな愁いのありながらも、広がりのあるサウンドと、、

尾崎紀世彦さんの巧みで伸びやかな深みある歌唱が冴え渡るめいき「別れの夜明け」




とても壮大なサウンド洒落ていて、、

ムーディーな疾走感と、、情感のある、、尾崎紀世彦さんにしては 抑えた歌唱の味わいが秀逸な「愛する人はひとり」



再会した相手を言いくるめて口説こうとしている様な歌詞ながら、、

その軽いジゴロ感が非常に尾崎紀世彦さんらしい、、

爽やかな明るさと、高らかな歌唱のそのよく通る歌声が豪華な「ふたりは若かった」



映画音楽の様な哀愁と勇ましさ、スケールの大きさが素晴らしい、、パワフルかつ繊細をみせる熱唱と、余韻を残す情緒がたまらない「かがやける愛の日に」


洗練された洋風の豪華なサウンド、、

そして儚さ、燃え尽きた情愛を激しくも哀感を醸し出した「最後のくちづけ」


真実の愛に気づき若い過ちを懺悔する、、

悲痛な後悔の中に、、暖かく優しい柔らかさの愛を内包した「許しておくれ」



などなど、尾崎紀世彦さんは欧米系クォーターとされるだけあり、、歌唱の伸びの日本人離れの仕方は卓越していて聴きやすく、、


その焦り滾(たぎ)る想いをぶつける歌唱でも群を抜いています。^^