「Ring-a-Ding」は アイドルと呼ぶにはサウンド的に、ニューミュージックのポップス歌手としてのイメージの強い、、
岩崎良美さんのデビューアルバムで、このアルバムには デビュー曲のフランス文学を題材とした、、
許されざる秘匿された関係を匂わす、情緒的な夜のイメージのある「赤と黒」が含まれています。
また、この最初のアルバムから非常に欧風的、かつ繊細で複雑な楽曲を多数歌われています。
「赤と黒」と同じく、なかにし礼さん、芳野藤丸さんコンビによる、、
あなた色のマノン、、赤と黒、、と同じく、なかにし礼さん作詞であり、、
フランスの詩からの題材で、、そこはかとない焦燥感のある煌びやかなムードがあり、、
リズミカルで、インストルメントの演奏が非常に豪華 豪勢、、メルヘンチックな世界と現実の交錯を描写する、、粋な世界観を醸し出した名曲「恋するローレライ」
広がりのある、とてもお洒落でポップなサウンドながら、、
どこかシットリとした甘い憂いさえも滲む爽快な曲調が、、
思いを告げられずに別れた 相手との 戻らぬ時間の切なさを より掻き立てている、複雑な情感豊かで情景描写の美しい名曲「学生たちの森」
表題曲 であり、ユーモアのある言葉遊びの様ながら 有頂天な幸せを高らかな歌唱で謳い上げる楽しい曲で曲の終わりの唐突さに驚かされる「Ring-a-Ding」
こちらも芳野藤丸さん作曲の
幸せな、そよぐ心地の良い風を感じる幸せなデートをスローに描いた「涼風」、、
のB面でもある、ややマイナー調の寂しさから、、爽やかな曲へ切り替わってからの暖かな愛の始まりの予感を描く技巧的な名曲「モーニング コール」
ニューミュージック ポップスらしいサウンドで、、
なだらかに流れる、静かで暖かに包み込む曲調であり、、
緩急の流れと歌唱の表現力も含めて、、極めて情緒的に しみじみと別れた気持ちを描き出した名曲「赤いアンブレラ」
緩やかで弾むように穏やかで、優しい雰囲気のアイドル ポップスらしい曲調である「ウキウキ Walkin'」
などなど、お洒落なサウンドとアイドルポップスの融合の様な歌謡曲の世界に一石を投じた作品として素晴らしいものです。^^