〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

菊池桃子 3 〜スターダスト・レクイエム〜ANOTHER ONE〜卒業〜夕暮れのEXIT〜BOYのテーマ〜ANATAKARA FLY AWAY

菊池桃子さんは先にサウンドありきで、良い曲に恵まれた、、とよく言われるだけあって、、

歌唱力よりもサウンドとのバランス重視。

その為か 基本はサウンドに、より緻密で計算された構成と雰囲気を感じます。



菊池桃子さんのデビュー曲であり、、

男性目線での相手へと突きつける 一方的な別れを描写し、、そして そこはかとない愁いを帯びる「青春のいじわる」 


つぎに、そのB面であり、、


はやる辛い心を反映したサウンドからの転調後の、、緩やかに淡いながら、より恋の終わりの諦めと落胆を強く描写した名曲「MAY SICK」



意味深な切なさを、後悔を ほのかに胸に秘めたセカンド シングル曲「SUMMER EYES」


のB面で、、 

お洒落で粋なニューミュージック サウンドながら、歌唱から歌謡曲的なイメージとなっていて、、

また穏やかで明るい不思議な愁いを帯びる「スターダスト・レクイエム」



熱い愛と揺れる心に、愁いとが混ざりながらも伝えられない、強まる気持ちを抑えきれない「雪にかいたLOVE  LETTER」



そのB面曲で、、

暖かな優しさと、、明日への無限に広がる希望を落ち着く晴れやかな広がりのあるサウンドに滲ませた「ANOTHER ONE」



大ヒット曲であり、、自分自身の想いよりも相手の未来を そっと後押しする、、

別れの哀切さと同時にある、その感情を上回る思いやりと献身さが 自然と深く、聴き手の胸に迫るような「卒業」



そのB面、、

過去完了、未来形などのユニークな歌詞を用い、疾走感と焦燥のあるアップテンポさで 心変わりした相手への別れを突き付ける、、サウンドがダンサブルで粋な「夕暮れのEXIT」



超自然現象を扱った青春群像 映画 テラ戦士ΨBOY(サイ ボーイ)の主題歌である「BOYのテーマ」


B面曲の、、

遣る瀬の無い別れを 寂しくも、お洒落なAORサウンドで包み込んだ「ANATAKARA FLY AWAY」




などアルバムには基本はB面曲は含まれていなくて、当時のシングルを買った方だけが、繰り返し繰り返し聴くことになったと思われますが、


B面の世界にもアルバムとは、また一味 異なるサウンドのコダワリ、、菊池桃子さんの雰囲気からすると、やや勝負に出ている様な?実践が感じてとれます。^^