〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

岩崎良美 6 〜アルバム Wardrobe

菊池桃子さんや、オメガトライブの作品で知られた林哲司さん作曲による、、


作詞は康珍化さんとのコンビでの

アルバム Wardrobe  は完全なる大人の女性の物語を そのままに描き出していて、、

一筋縄ではいかない情緒と出来事を絶妙に表現されていきます。^^




AORで洗練された緊迫したサウンドで、、

罪悪感と、相手から誘われた恋に落ちてしまう、、過ちの関係への自責と後悔を悔いたスリリングさと危うさの「くちびるからサスペンス」




夜に包まれた愛の優しさ、、

非現実感のある不思議な感覚に軽く漂う、静けさと不安感を、、

大人の切なさのある、シットリとした優しいサウンドに包み込む「What's Love?」




離れた恋の未練が、恋人がいる今になって、身勝手な連絡をよこしてきた相手に再び芽生えてしまう、、

その苦しさ、脆さ を淡く遥かに情緒的に描いた「10月のフォト・メール」




アップテンポなデートの楽しさを映す始まりから、、

緩やかに情景と感情を描き出し、、輝く恋の喜びに満ちていく「ヒールとスタジャン」




非常にハードでアップテンポなディスコサウンドの中、恋の炎の炎上を表す「Fire」




ひさひざに仲間の結婚パーティーで再会した相手への、、

やや気になってしまう誘惑的な心を、、情感溢れる静寂流れる、、

成熟した穏やかさと粋なサウンドで綺麗に映し出した「Congratulation」




上手くいっていた二人の関係が相手からの連絡の終わりでの突然の消滅で、、受け止められない、、

切なさと諦めを、AORで明るくシットリ爽やかな流れから、、後悔の切なさのあるマイナー調での流れに描いた「愛はどこに行ったの Please Answer The Phone」




優しい眼差しで愛を育み育てていく芯の強い女性の姿を描いている、、癒しの優しい甘さが煌めいた「コーラス・ワーク」



などなど、大人の深みを増した世界へと踏み込まれた歌唱は、、


その歌唱力から歌詞の世界の現実味を持たせる事に成功し、、

帯びる情緒を深く強く浮き彫りにしています。^^