〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

岩崎良美 8 〜四季〜プリテンダー〜ハート美人よ〜Dreaming World

岩崎良美さんの、、

アルバム入りしなかったB面の曲群の中にも面白いものが実は沢山、存在しています。^^


松田聖子さん等もそうで、、当時はB面曲がアルバム入りしない事はありふれていますが、、

アルバム コンセプトに合わないからなのか、、そもそもの完成度に自信が足りていないのか気になる所で、商業的な理由と思われつつも不思議に思います。^^





ミステリアスな恋の情感と、四季に例えた情景が美しく、、気だるい甘さが醸し出されている「四季」



B面、、テンポとリズムが70年代後半からのディスコ ブーム由来なサウンドで、はやる焦燥感が粋な「今夜は私RICHな気分」




ユーモアのある軽くコミカルなリズムが耳に残りキャッチーな日清サラダ油豆乳のCM曲の「プリテンダー」



そのB面であり、、リズミカルでポップな、、甘く爽やかなサウンドで駆け抜ける「ハート美人よ」




「オシャレにKiss me 」のB面、、


深い哀しみと別れ、、

 もう逢えない可能性のある遣る瀬無さを、、流れのある緊張感とともに淡く切なく描いた「風の影」



洒落ていて、落ち着くサウンドで幻想的な風景と幸せな二人の姿を映す「月の浜辺」のB面、、


非常に軽快で活発なサウンドが明るく軽やかに緩急をつけて流れる「Dreaming World」



「恋ほど素敵なショーはない」

のB面の

非常に高いハイトーンで爽快な、優しさと暖かさで歌う「まぶしい扉」




リズミカルに軽快なサウンドから、、急に緊張感を帯び、、

突然のワガママが恋の終わりに繋がってしまう「雨の日曜日」




「愛はどこに行ったの」のB面の、、

静けさのシットリと切ない気持ちが後に残された、、

過去の恋の想い出の美しさ、、そして別れで相手が変わらない事をソッと願う「ジャスミンの頃」




「くちびるからサスペンス」のB面であり、、


優しく穏やかで、甘美な曲調ながら、マンハッタンで急速に大人の女性へと成長し、、

心変わりのドギツイ別れを、恋人同士を比較した上で突きつける、やや衝撃的な「Manhattan  Morning」



などなど、、B面のあまりのA面からのイメージと かけ離れている違いが面白くもあり、、


同じ歌手の歌唱とは思えないほど、違う世界を作り出しているのが新鮮でもあります。^^

飽きさせない工夫を凝らしているとも言えるのかも知れませんね。