〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

高見知佳 2 〜シンデレラ〜シルエット〜サミー

非常にコメディエンヌなキャラクターと高い声質の賑やかなハイトーンの喋り方、、


揺るぎない軽やかなトークが魅力のバラドルのはしりと言われる、、高見知佳さんのデビュー曲からのシングル3曲はA面、B面ともに、、

橋本淳さん、筒美京平さんコンビによるもので、その確かな歌唱力を評価されて、、

かなり力を入れようとした期待を感じます。



デビュー曲で、、

いきなり途轍もなく高い実力派の歌唱、、

断トツの高音の伸びやかさ、高らかさを惜しみなく披露された「シンデレラ」



そのB面で、、夢でエキゾチックな世界を旅をする、、そんな言葉を散りばめながらの メルヘンでロマンティックな歌詞と、、


リズミカルで明るく心弾んでいる、、幸せの夢見心地ながら、早口での歌唱のコミカルさが紛れていて楽しい「雲のじゅうたん




爽やかな疾走感で、、一線を越えそうな緊迫のドキドキ感と 熱い情熱を激しく歌唱された「シルエット」


B面曲、、颯爽とスリリングな展開で、狙う恋をジャングルでの狩猟に例えたシリアスながらユーモラスな「ラヴ・ハンター」



アラン・ドロンさん主演の映画タイトルからの着想と思われる、、

シットリと聴かせる穏やかな曲調で、、忘れられない恋を描き、、

そして、その恋心に気付かない相手へ飛び込んでいく決心の描写に、パワフルな愛が溢れている「お嬢さんお手やわらかに」




そのB面の、、緩やかで暖かな歌唱と、、優しく流れるサウンドに広がる実らない恋の切なさを詩的に美しく描き出し、、

淡い愁いさえも強く感じさせながらも、心地よく癒される名曲「サミー」



などなど高見知佳さんは16歳くらいにして、歌の世界を繊細に表す、表情豊かな歌唱能力をお持ちであり、、岩崎宏美さんの様な歌手になる事に憧れるだけある、、卓越した歌唱をされています。^^