高見知佳 3 〜ミスター・レイン〜ミスティー・ブルー
高見知佳さんの歌唱にも時とともに様々な変化が訪れ、、歌手としてのヒット路線を望みつつも、、かなり試行錯誤、、模索して歩まれていた事が現れています。^^
西島三重子さん作曲 軽快な現代的にキャッチーでポップな小娘らしさの明るく軽快な「ミスター・レイン」
別れを迎えた二人の物語に、、歌謡曲的な、優しくも淡い哀切さが漂い流れる「セザンヌの絵」
あまりに激しく高らかな高音にチャレンジされた、、
終わりを暗示する相手の態度に、強い無力感に苛まれた悲しみを緊迫感とともに描く「ミスティー・ブルー」
そのB面の同コンビによる
更なる高音に高見知佳さんを限界まで追い込んでいる、、こちらも別れの悲壮な雰囲気と焦りを滲ませた「イエスタデイズ・メロディー」
焦燥感のある 夏の気怠げな誘惑的サウンドの中、、
高まる妖しい気持ちに、、次第に ほだされていく「誘惑の熱い砂」
遂に円熟期に入る直前の岩崎宏美さん並みの歌唱で、、愁いとともにパワフルに駆け抜けていく歌謡曲「ビコーズ・ビコーズ」
など高見知佳さんは岩崎宏美さんに劣らない歌唱力がありながらも、、
桜田淳子さん、山口百恵さんら的な70年代アイドル歌謡曲から、、
ニューミュージック&松田聖子さんが扉を開けてしまう アイドル ポップスの狭間、、どちらも切磋琢磨して混在した過渡期な時期で、、
悲しい事に、時代的な下火に連続的に巻き込まれていく定めにあります。^^汗