高見知佳 4 〜心のシャイニング・スター〜ジャングル・ラブ
高見知佳さんは松田聖子さんよりも一学年 年下ながらデビューが1年以上早く、、
早過ぎた故、、歌手としてはかなり不遇であり、、
過小評価されたアイドル歌手の一人だとも言えます。
そのキャッチーで軽快な声は1980年デビューなら、アイドル歌謡からアイドルポップスへと移る時期の過渡期に、、自然とサウンドに馴染み、、
時代に より合っていたのではないでしょうか??^^
極めて溌剌と明るいサウンドが、高見知佳さんの繰り出す曇りのない高音の伸びに特に合う、、高見知佳さん主演のドラマ ときめき十字星からの「心のシャイニング・スター」
別の相手ができた相手への、まだ残る恋心に揺れる乙女心の切なさを、、
アップテンポに走る、止まらない悲しみと愁いで描いた「さよならギャルソン」
加藤和彦さん作曲のため岩崎良美さんの「どきどき旅行」に似た、、
たいへんユニークかつコミカルで激しい、、焦燥感を感じる夏のノリがよい、、異色のサウンド「ジャングル・ラブ」
B面のこちらも淡くボカした幻想性が高見知佳さんなのでコメディっぽい「CALL ME TONIGHT」
渋谷系に近い様なカヒミ・カリィさん的に謎めいて不思議なサウンドと歌唱の「ボーイ・フレンド」「今夜がその時」
郷ひろみ さんのヒット曲「お嫁サンバ」、中森明菜さんの哀愁魔術、早見優さんの急いで!初恋などを手掛ける事になる小杉保夫さん作曲の
九重佑三子さん主演のコメットさん製作陣の一部が関わっていた、、
高見知佳さん主演のドラマで急に打ち切られてしまった「おてんば宇宙人」の主題歌であり、、
ミステリアスでユーモラス、、妖しい悩殺的な歌唱が面白い、、疾走感から途中、切なさの情感のある「ロマンティック・アドベンチャー」
静けさの中に神秘性、優しさがあり、、惹きこまれそうなムードを醸し出す「ペーパー・ムーンに腰かけて」
など高見知佳さんの音楽のチャレンジは時代と懸け離れていき、乖離しながら、高音一辺倒からも離れ、、
アーティスト性は高まり、素晴らしいサウンド世界と結びついていく事になります。^^