近藤真彦 2 〜ためいきロ・カ・ビ・リー〜永遠に秘密さ

初期の近藤真彦さんの曲は松本隆さん作詞、筒美京平さん作曲の黄金コンビが手掛けた作品の非常に多いのが特徴となっています。

マッチの歌唱は、初期は かなり荒削りな印象ですが、そのアイドル性とサウンドに後押しされて全体としての完成度が自然と高まっています。＾＾

オールディーズ色のある弾む様なノリのよいポップなリズムで、、途中柔らかなサウンドと歌唱が挟まれる「ヨコハマ・チーク」

非常にダンサブルで、サウンドの細かなインストルメンタルさが 激しくもムーディー、かつ爽快な「ふられてBANZAI」

マッチらしい尖った重厚なドラムの響くアップテンポなロックサウンドに、、

そこはかとない焦燥感が殆どを占めながらも、語尾だけ一部メジャー調となる珍しい進行をする「ホレたぜ！乾杯」

壮大なインストルメントが冴え渡るハード ロックな緊迫感と疾走感の「ミッドナイト・ステーション」

後藤次利さん作曲の、、やや焦りと緊張を帯びたロック歌謡なサウンドと、止まらない熱い情熱が ともに混在したサウンドの「真夏の一秒」

やや甘く気怠げ、柔らかなサウンドから、、派手で若さ漲るサウンドに移っていく「ためいきロ・カ・ビ・リー」

先のシングル作品、、マッチ節の激しく炸裂するパンクで痛快なサウンドの「ハイティーン・ブギ」、、

と同じく山下達郎さん作曲で...神秘性と淡く明るい艶のあるサウンドで幻想的なムードを描き出すユニークな「永遠に秘密さ」

などなど、、溌剌な元気さ、向こう見ずな若々しさが爆発した様な壮大な世界観を帯びたハード目なロック サウンドを中心に歌唱され、、、

サウンドの力で、歌唱も引き立てられ、曲のクールさに磨きがかかっています。＾＾