近藤真彦 3 〜黄昏サンセット〜ケジメなさい〜大将
初期は 荒削りで、やや、そのまま勢いで突っ走りねじ伏せた感も 感じられる近藤真彦さんの歌唱が、、
時と共に、歌手としての成熟みを帯び始めてきます。歌に 細やかさ繊細さが入り始めた感じでしょうか??^^
ポップで、不思議に明るくリズミカル、、柔らかなリズムに 心地よさのある「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」
ややシャレを込めた歌詞がコミカルで、、
男性性を全面に押し出し、、粋な重厚感をそのまま抑揚を控えながら、正直に漂わせる「一番野郎」
ギャグ的にキャッチーで明るく爽快なノリノリさから、、サビに高らかなシットリさを垣間見せる、、
非常に奇妙で風変わりな転調を複雑にするユーモラスで楽しい曲「ケジメなさい」
B面の、、甘く淡い情感のある別れを静かに歌う「美しき叫び」(うつくしきハートブレイク)
おニャン子クラブの作曲で知られ長沢ヒロさん作曲で、、
そこはかとなく まとわせた マイナーな愁いをノリの良いテンポの中に漂わす、、割と変化球の「ヨイショッ!」
そのB面の同じく長沢ヒロさん作曲、、淡く優しい、寂しさと情緒がAORなサキソフォンと共に流れた名曲「黄昏サンセット」
シットリと哀感のある別れながら、マイルドなポップ調のサウンドで描いた、、マッチ初と思われる切なさの余韻の「夢絆」(きずな)
B面の、、明るく爽やか、快活に、二人の未来にあるであろう幸せの予感を高らかに描写した「夢の長距離バス」
洋楽ポップス的な、広がりのある壮大なサウンドで聴かせる、、熱い男気を甘く柔らかに歌われた名曲「大将」
などなど、この辺りからはマッチの歌唱にも味と渋さが滲み始め、様々な大人としての厚みある歌唱をされる様にもなります。^^