〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

中森明菜 5 〜禁区〜十戒〜これからNaturally

中森明菜さんの世界は激しく張り上げる声と、、

儚く淡く囁くような歌唱、低く迫力のある歌唱、高く伸びやかな歌唱と、、実は非常に様々な声色を使い分けています。^^


アニメの声を度々、コントやライブなどで披露されていただけあって声色の幅がとてつもなく

広いです。^^



相手の出方に、激しく揺さぶられる心を、緩急アップダウンのマイナー調の中、、ドスをきかせながら表現された「禁区」



玉置浩二さん作曲の、息も絶え絶えな哀感の情緒が甘くも重く漂う「雨のレクイエム」




壮大な世界観のサウンドで、、

別れからの再会を、静かなロマンティックさ、そして続いて高らかに炸裂する歌唱で描写された「北ウイング」



北ウイングとともに林哲司さん作曲の明るく軽やかな シティポップで、、

相手の心変わりの哀切さと悲痛さを囁くように歌う「涙の形のイヤリング」




緩やかで淡く、、止めどなく広がる寂しさがウィスパーボイスで描き出された「リ・フ・レ・イ・ン」



来生えつこ さん玉置浩二さんコンビによる「サザン・ウインド」



ユーモラスで壮大な、宇宙を歌詞のテーマに散りばめながら、、焦り揺れる恋の気持ちが、淡く、そしてサビで情熱的に高らかに映し出された「夢遥か」




高中正義さん作曲の、、

ツッパリ路線に再び舞い戻り特攻服でも着こなしそうな、、シットリとした静かな始まり、、それからの強烈な歌声と、、パンクなアップテンポさが心地良く、、見事に飴と鞭を使い分ける「十戒(1984)」



三室のぼる さん作曲で十戒のB面、、


間に挟まれる、電子音的な うねりの様な奇妙なインストルメンタルさと、、

緩やかさと烈しさの切り替えにドラマティックさのある、こちらもツッパリをイメージされたマイナー調サウンドが快感な「これからNaturally」




などなど中森明菜さんのツッパリ路線とされる時代が一先ず完成形を迎え、、


これ以降は少女から色気の漂う、、落ち着いた大人の女性へと雰囲気が本格的に変遷し始める事になります。