三橋美智也 1 〜あの娘が泣いてる波止場〜おさらば東京〜
三橋美智也さんは戦後1950年代の歌謡界に美空ひばり さんと並び称される程の存在感を示された程の人気歌手で、、
島倉千代子さんの様に民謡も得意とし、沢山の作品を残されています。
デビュー曲であり、和の民謡の情緒な愁いが、そこはかとなく哀切に漂う「酒の苦さよ」
どこか澄み渡る晴れ晴れとした溌剌さのある曲調に、、若々しい三橋美智也さんの歌唱が暖かく冴え渡り、、
マドロスさん との恋に泣く娘さんの姿を優しく描写した「あの娘が泣いてる波止場」
リズミカルな緊迫感での、別れの情緒、侘しさの胸に深く迫る「哀愁列車」
ムーディーな優しい情感のサウンドながら、、激しい恋との別離を、、淡く高らかに漂う歌謡曲「おさらば東京」
愛馬との絆、、そして別れを、繊細さと伸びやかさのある歌唱であらわし、、暖かに情緒的ながら秘めた哀愁の深い「達者でナ」
などなど、、民謡を歌の礎とした、細やかな趣があり、、
今に その繊細で丁寧、、かつ表情豊かな歌唱力の細やかさ、そして秀逸さを伝えています。^^