〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

南野陽子 3 〜秋のIndication〜吐息でネット。〜ガラスの海で

南野陽子さんはデビュー当初は、いわゆる淡々とした抑揚に乏しい、サウンドに、まだまだ負けていた歌唱が印象的だったのですが、、


2年後には着実に歌唱力に進化を見せてきます。

この情感の表れが、ナンノの人気の持続にも繋がっていると感じました。^^



南野陽子さんの、お得意の愁いのマイナー調からメジャー調に柔らかにうつる「秋のIndication」



恋人の心にある前の相手の事を悩みながらも、暖かく柔らかな愛を与えていく優しさの溢れた、、穏やかな爽やかさのある曲「ひとつ前の赤い糸」



女性漫画家の大和和紀(やまと わき)さん原作である同名の東映 映画からの曲であり、、(阿部寛さん、柳沢慎吾さん、、

石田純一さんの元奥様で、モデルの すみれ さんのお母様の松原千明さん、、田中健さん、野際陽子さん、丹波哲郎さんら錚々たる方々と共演され、大正時代の激動や騒動を描いたもの。)


、、非常にポップで明るいサウンドが楽しく、そしてキャッチーで、、歌詞も現代的な女性像を溌剌と等身大で描く、、ユーモラスで洒落ている「はいからさんが通る



アイドルらしい弾む様なポップさが楽しい、、

迷いながらも気持ちを切り替えて次の恋へ向かう事を高らかに歌う「はじめの一歩」




春のカネボウのCMソング「吐息でネット。」


今は別れてしまった相手との、落ち着いた哀愁をポップに甘く優しく包み込んだ「ガラスの海で」



はいからさん、、と同じく大和和紀さん原作で、神田正輝さん、竹本孝之さんらと共演された映画 菩提樹 リンデンバウム 

、、からのテーマであり、、


暖かで幸せな愛との出逢いを、淡く優しく描き出した「あなたを愛したい」



愁いを秘めた前半部から、、

後半となり大胆で激しいサウンドに切り替わり、熱い気持ち、情熱をぶつける「帰りたくない」



などなど、この辺りから、先程 述べた様に南野陽子さんの歌唱力が格段に上がり、、


驚くほどに 歌の世界観をじっくりと聴かせる、、とても豊かな歌唱となってきます。^^