村田英雄 1 〜無法松の一生 度胸千両なし〜度胸千両入り〜太陽に祈ろう〜栗塚旭
村田英雄さんは、非常に重厚感と迫力のある情緒あふれた演歌調、浪曲?の歌唱をされる方で、
浮世の人生にある悲喜を歌われたり、、
そして、時には人々に勇気や活力を与える壮大な歌を細やかに、、また潔く、地に足のついたムードで穏やかに情緒深く表されます。^^
もともとは浪曲であり、その歌謡曲化をした作品であり、、(岩下俊作さんの小説作品、、「富島松五郎伝」の主人公 富島松五郎が無法松)
古賀政男さん作曲の
初版には無法松の一生と、浪曲の「度胸千両」が別々に収録となっており、、
後に一般的となる、度胸千両が途中に入るバージョンだと2番が聞けず、話しが繋がっていかないという問題もあります。^^汗
ジャッキー吉川とブルーコメッツと美空ひばり さんの「真赤な太陽」の影響が濃厚と言われた、、一人GS(グループサウンズ)、、
ながら尺八演奏と、貧しい中の故郷を想う望郷が演歌の世界と言える とてもユニークな「太陽に祈ろう」
富田常雄さん原作で、、映画自体は黒澤明監督による最初の藤田進さん主演版や、、
後々の波島進さん、加山雄三さん、竹脇無我さん三浦友和さんの主演版も有名な作品の柔道物語であり、その主役の登場人物からの、、
、、勇ましく豪快で、弱音を吐かず、耐え忍び闘い歩む人生を、、ドッシリとした演歌調で歌われた「姿三四郎」(1963年の倉丘伸太郎さん、名和宏さん、内田良平さん、、
あと、あの司馬遼太郎さん原作の新選組血風録の土方歳三役で一世を風靡された、、栗塚旭(あさひ)さんらの出演されたバージョンの主題歌となります。)
近藤竜太郎さん原作で御木本伸介さん主演の主題歌であり、、
優しく暖かな趣のある曲調ながら、悠然と柔道と人生を絡めて壮大に歌われた「柔道一代」
などなど、時代を感じさせる強く雄雄しい男性性と忍耐の格好良さを朗らかに歌われていて、
その村田英雄さん節の安心感、安定感が心地よく、聞き応え十分です。^^