三木のり平〜益田喜頓〜喜劇の存在感 居るだけで既にユーモラスな方々
三木のり平さんはコメディアンで、そのユニークなズリ落ちた眼鏡姿は大村崑さんに受け継がれていまして、、また桃屋のCMのアニメーションで よく見受けられました。^^
そのトボけた様な 眼や身体の動かし方、話し方、、
また、この上なく自然でコミカルなノリと どことなく柔らかく暖かで、ふにゃふにゃ とした、のらりくらり?とした掴み所のない?? 感じが非常に面白い方で、、
登場しただけで既に場のムードを作り変えてしまう程に 面白い空気感を作り出してしまいます。
まさに天才と呼ぶのに相応しいのではないでしょうか。^^
また、三木のり平さんの存在感とは また全く異質ながら、、強烈でインパクトのある印象を受ける方といえば、益田喜頓さんでしょうか。^^
益田喜頓さんは俳優さんとしての印象も強い方ですが、、戦前からヴォードヴィル集団の「あきれたぼういず」のお一人で、童謡歌手の川田正子さんのモノマネや、ヨーデルなども武器とされながら人気を博していらっしゃいました。
昨今は見かけないタイプの方で、上品で理知的、かつ穏やかな御年配の方という感じ。^^
しかし、その周りに決して流されない圧倒的な存在感は卓越していて、もともとは名コメディアンであった事が窺い知れます。
当時のコメディアンや喜劇の方の有り様を 実際に見て調べられる現在は良い時代だなァ、、
としみじみ思います。^^