チェッカーズ 1 〜ギザギザハートの子守唄〜涙のリクエスト〜星屑のステージ
チェッカーズは80年代中頃に数々のヒット曲を発表し、、
藤井フミヤさんがメインボーカルの、アイドル歌手のグループと分類される、、7人という大人数で構成された集団で、、
中には藤井フミヤさんの弟の藤井尚之さんがベースまたはサックス奏者として参加されています。
(このメンバーの中では、シャネルズな異彩を放つヒゲのコーラスの方が高杢禎彦(たかもくよしひこ)さん。笑)
また藤井郁弥さんの声質は、ややキザな甘さのある高音で、自然な若々しさがあり、、
その歌唱は非常に高らかにクリアーに伸びていき、リズム感も巧みで、とても聴きやすく お上手です。^^
七五調のリズムで基本は構成される、、リズム感のポップさが嫌でも耳に残る程のキャッチーさがコミカルで楽しい、、パンクでロックなツッパリ感の漂う、、
嫌でも?頭に入ってしまう様な、ノリのよい「ギザギザハートの子守唄」
シャネルズの様な、ユーモラスなコーラスが面白く、、50年代のロカビリー風?オールディーズ風レトロで、、
間奏のジャズ オーケストラのインストルメンタルなゴージャスさがお洒落な「恋のレッツダンス」
中森明菜さんの「少女A」と同じ、売野雅勇さん、芹澤廣明さんコンビの作品であり、、
レトロなアメリカン ロックなサウンドが、、フラれた恋ながら、優しく暖かなムードを漂わせる「涙のリクエスト」
映画 CHECKERS in TAN TANたぬき からの歌の、、ノリよく弾む様なテンポのオールディーズさが明るく楽しい「あの娘とマッシュポテト」
浮気で不埒な恋の寂しさと哀愁を、賑やかなコーラスと熱い焦燥感で映し出した「哀しくてジェラシー」
鶴久政治さんの歌唱の、、メジャー調で明るいながらも、淡い優しさと、そこはかとない静かな寂しさで、恋の過ぎ去った 想い出を振り返っている「サマーガーデン」
田村正和さん、所ジョージさんらが出演されたドラマの うちの子にかぎって 、、のテーマソングであり、、
淡い遥かな悲哀と愁いをまとう、マイナー調のスローな優しさのある曲「星屑のステージ」
こちらも同じくドラマ うちの子にかぎって、、の挿入歌で、、
非常に楽しく溌剌とした軽快な曲調で、軽やかなサウンドのリズミカルさとテンポの良さ、ユーモラスさが かなり癖になる「電撃lookin'&shockin'」
などなど、芹澤廣明さんが初期から中期辺りまで長く作曲を担当されていらっしゃいまして、、
明確に、往年のサウンドを意識した様なロックなダンス ナンバーのムードに包まれていて、、
その上に、かなりの大人数での賑やかに盛り上がるキャッチーな歌唱の雰囲気、、
また時に暖かくしんみりと、緩やかで繊細、、時にハイスピードで疾走し激しくハードに、、
インストルメンタルさが 曲の織り成す 波に対応して乗っていて、技巧的なサウンドは、大人気を博すのは もう必然ともいえそうです。^^