越美晴 1 〜ラブ・ステップ〜気まぐれハイウェイ〜マイ・サマーブルー
越美晴さんは、、八神純子さんや久保田早紀さんらとライバルの時期の女性シンガーソングライターとして、70年代後半から ご活躍をされていらっしゃいました。^^
心から歌を楽しまれる、、ノリノリの健康的なムードをまとわれていて、、そして可愛いらしくチャーミングな雰囲気の方で、、
また技巧的なピアノを操りながら、巻き舌などを駆使してジャズのスキャットの様な10代にして完璧にこなされていまて卓越した印象を残します。
声質はファルセット系の高音にハリがあり、早いリズムに耐えられる軽快な歌唱は温かみと柔らかな優しい深さがあります。
自由な恋を謳歌する女性を、ニューミュージック サウンドで、、
洒落たピアノの軽やかさに、楽しい明るさが弾みつつ流れていく様な「ラブ・ステップ」
最初の始まりの重厚なサウンドとインストルメンタルさが非常に魅力的で、、
そこからサビの洒落た緊張感と焦燥感のスピードが溌剌と快適で、、艶のある甘く落ち着いた歌唱を経て、、
幻想性のある世界観とともに、高まっていく愛の高らかさを映し出された名曲「あらびあん・らぷそでい」
途中に山下達郎さんのコーラスが重なる、、
明るく爽快なサウンドで、、今その瞬間の輝く恋に、心を嬉しく軽快に躍らせる、、とても煌びやかさのある楽しい曲の「気まぐれハイウェイ」
きらめく様な爽やかなピアノ サウンドに、恋の名残を残す、、暖かな優しい歌唱が映る「五月の風」
夏の感傷的な熱い愁いが、、跳ね回る様なピアノに合わせて、涼しげで豪華なインストルメンタルさとともに、ムーディーな激しい情緒を魅せる「マイ・ブルーサマー」
そこはかとなく滲む相手への不信感と心の機微を、、リズミカルに表情豊かな焦燥感の漂うサウンドでの描写の「いい気なものね」
などなど、、越美晴さんは ご自身の作曲したサウンドの軽快さにぴったりと合う、、
(更には、そのテクニカルで細かなテンポを刻む歌唱に耐え得る語彙、言葉を選びながらの作詞。)
器用な歌唱をされていて、、
聴いていると気持ちが高揚し、心が軽くなっていくかの様です。^^