岡晴夫 1 〜国境の春〜大陸第一歩〜港シャンソン〜上海の花売娘〜港雨降れば
その歌声は高めであり、楽しげで、やや有頂天とも言える様な、高らかな明朗快活さを余す事なく発揮されています。^^
緩やかで情緒的、かつ静かで穏やかな日本的な曲調に、、希望に溢れた 華やかな異国の情景を岡晴夫さんらしい、高らかな歌唱で叙述する「大陸第一歩」
異国への憧れを掻き立てる様な美しく流れる様な表現と、軽やかで明るい情感の優しく漂う「上海の花売娘」
上原げんと さん作曲の、、
別れの哀感も洒落た歌詞に、、メジャー調に軽やかな中に淡いムードのある、穏やかな優しさを そっと滲ませる「港ヨコハマ花売娘」
弾む様な軽快なリズムにのり溌剌とした高らかな歌唱に、、楽しい若さを映し出す「マドロスの唄」
モダンであり、シットリと静かな情緒のサウンドに、、淡く優しい想い出の叙情を そっと余韻を残して描き出した名曲「港雨降れば」
焦燥の哀感の漂う重苦しいマイナー調に、、戦時歌謡らしい、闘いへと前進するしかない物悲しさを切実に秘める「今日も勝ったぞ」
などなど、、底抜けに明るく楽しい、夢のある曲から、、
儚げで、また情感の深みを感じさせる曲も歌われていて、戦時下〜戦後の人々の心を捉え、支える存在だった事が窺い知れます。^^