〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

赤木圭一郎 1 〜霧笛が俺を呼んでいる〜男の怒りをぶちまけろ〜不敵に笑う男〜黒い霧の町

赤木圭一郎さんは(ハリウッドスターのトニー カーティスに似ていたからとされ、、愛称 トニー)


日活アクションの黄金期に、石原裕次郎さん(タフガイ)、小林旭さん(マイトガイ)、和田浩治さん(やんちゃガイ または  ヒデ坊)、、


後に宍戸錠さん(エースのジョー)、二谷英明さん(ダンプガイ)らを加えて、、1960年に日活ダイヤモンドラインを形成された事で知られる日活の人気俳優であり、、

荒々しい雰囲気の顔立ちながら、不思議な落ち着く色気を放っています。^^


映画内での宍戸錠さんとの息の合ったコミカルな掛け合いは、よく知られる所の様です。^^





芦川いづみ さん、葉山良二さん、吉永小百合さんらと共演された同名のマドロス サスペンス映画のテーマで、、


重苦しいマイナー調なムード歌謡風ながら、甘く優しい愁いの雰囲気を帯びた歌唱の、、マドロス物とも言える曲「霧笛が俺を呼んでいる」




浅丘ルリ子さん、二谷英明さん、渡辺美佐子さん、内田良平さん、藤村有弘さん らと共演された同題名の映画の主題歌であり、、

重くスリリングなマイナー調に、男性性の勇猛さがドラマティックながらダークに滲む「男の怒りをぶちまけろ」



拳銃無頼帖シリーズ 第三弾で、、

宍戸錠さん、笹森礼子さん、青山恭二さん、千波丈太郎さん、二本柳寛さん、吉永小百合さん らと出演された映画「拳銃無頼帖・不敵に笑う男」 からの、、


マイナー調の虚無の憂いや悲しみの静かに漂い溢れていて、、意味深な渋い、ミステリアスな大人の味わいのある曲「不敵に笑う男」



映画 俺の血が騒ぐ のテーマで、、重々しくも海の男の勇ましさと若い力強さがドッシリと描き出された「風は海から吹いてくる」




拳銃無頼帖シリーズ第一弾で、、浅丘ルリ子さん、宍戸錠さん、沢本忠雄さんらと出演された映画 拳銃無頼帖・抜き射ちの竜 のテーマである、、

寄る辺なく儚い危うさ、、ニヒルな暗澹たる人の闇を映し出す 洒落たムーディーさのある静寂のイメージのピアノと器楽サウンドの、しっとりとした展開に、、

男性的な浪漫の  そこはかとなく宿る「黒い霧の町」




などなど、赤木圭一郎さんは、その飾らなくて若さ漲ったいるシンプルな歌い方ながら、、


その声量と不思議な迫力のある歌唱は、、むき出しで純粋な、天賦の存在感が色濃く反映されていて、、


驚くべき程に、聴き手をその独自の世界観に引き込み、圧倒していく力を帯びているかの様です。^^