〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

戦前〜戦後〜華々しい音楽の種類の多様化〜

1920年代〜1930年代前半頃の昭和初期の流行歌が黎明期の頃の音楽は、、

歌手の数も音楽の種類も割と少ないイメージで、、


大まかに言えば、基本は画一的な音楽(お決まりの構成の展開と進行)にクラシックまたは芸者さん風な発声の歌唱が並びがちなイメージです。


(とはいえ、伊藤久男さん、徳山璉さん、小林千代子さん、市丸さん、、など歌手の方々それぞれに歌の表現力の素質、声質においては大きな違いが存在しており、、

全く異なる趣と味わいは勿論、素晴らしいものです。^^)



クラシックやジャズ、ブルースの影響が、伝統的で日本的な楽器演奏とともにある民謡調よりも色濃く見られるものは、、

その時点で非常にモダンな印象を与える   (昭和初期の)流行歌と言えそうです。




そして戦時下直前から戦時下に入った辺りの1930年代中頃〜後半にはハワイアン風の異国情緒または国際色豊かな、、海外への楽しい憧れを掻き立てる明るいサウンドが現れてきて、、




戦後〜1950年代にはモダンから更に一歩進み、現代的な欧米の当時のヒットソング、(英米のロック、ジャズ、カンツォーネシャンソン含めて)流行歌(音楽)が原曲そのまま、またはカバーソングとして日本でもヒットしてポピュラーとなり、、



その影響化に日本の音楽(邦楽)も美しく洗練されていて、、

(戦前よりも情緒的で)お洒落なブルースに、ムード歌謡などが出始め、、その結果として日本調の伝統的なサウンドもありつつ、プラスアルファの華やかに多種多様なサウンド展開となり、、



歌唱者ごとの声の個性も華々しく劇的に増え始め、、それとともに音楽の世界が無限と言えそうな程に煌びやかさを帯び始めます。^^



現代の人にも戦後〜1950年代以降の歌は、何の問題もなく、自然とそのままに受け入れていける感じと言えましょう。^^