中村晃子 2 〜霧情〜太陽に恋をして〜私はマジョリーナ〜なげきの真珠〜ローマの灯〜涙の森の物語
中村晃子さんは女優としての活動から本格的に歌手へと移られた方で、、
初期の頃は曲調に当時のヒット洋楽の影響がしっかり見られ、、
そして、その後にグループ サウンズ調に移行してから特に爆発的にヒットを飛ばして、人気歌手の地位を確立していきます。^^
ボサノヴァ風のシットリとした情緒での、、別れの物悲しさが、とても情感豊かな「霧情」
軽快な打楽器のリズムがノリがよく、、
コミカルさのあるアップテンポなサウンドであり、魔女を題材とした歌詞もユーモラスで、曲調には淡い哀愁の漂う「私はマジョリーナ」
熱く燃え上がる相手への止められない情熱の高まりを、パンチのある歌唱で激しく艶やかな色気とともに歌唱された「太陽に恋をして」
GS(彼女の場合は一人GS グループ サウンズ とされます。)らしい派手な器楽サウンドでの、スリリングな激しさに悲しみと哀感の情緒のある「なげきの真珠」
メルヘンチックな歌詞ながら、、パワフルで高らかなパンチのある、、
恋に走る謎めいた緊迫感と疾走感のアップテンポさに、、
甘えた色気の漂う歌唱ながら、どこかヤサグレ感の漂うGSサウンドの「涙の森の物語」
静かで落ち着いている大人のミステリアスなピアノサウンドから激しい曲調に移り、、
ローマに去りゆく相手への未練の嘆きが爆発していき、、再びピアノサウンドの優しさが胸に迫りくる「ローマの灯」(ともしび)
ユーモラスなギャグ風の面白い歌詞の始まりから、、
引き止めようとしても相手が逃げていく哀愁の辛さを、、
そっと哀しみ漂うアップテンポな哀感の情緒から、徐々に激しく高揚していく高らかな歌唱で包み込む「うんと愛して」
などなど、ドスとパンチの利いた、その まとわりつく様な艶のある歌唱は、その伸びやかな歌唱力も手伝って、、
独自の個性的でムーディーな世界観を作りあげていきます。^^