大貫妙子〜サマーコネクション〜都会〜色彩都市
大貫妙子さんは、夢か現か迷う程の独自の世界観を表出されるシンガーソングライターで、、
その やや無情緒、無感情な歌い方ながら、
どこか甘ったるく、気怠げ、かつ柔らかな歌唱は、異世界へ誘導するかの様な未知のムードを醸し出していて、、
また、そのうえ、穏やかながら、何ものにも染まらない 透明さ?をも 帯びている様に感じます。^^
そして、かつては山下達郎さんと組まれたシュガー・ベイブのメンバーでもありました。
明るく快活で洒落ている 夏のニューミュージックサウンドに、声質や歌が綺麗に溶け出していく、、「サマーコネクション」
ともにジャジーであり、、不自然で無秩序な自由が快適に流れる「Wander Lust」、「One's Love」、、
都会にある虚飾でしかない、偽りの日々を冷静に本質を見つめる「都会」
煌びやかで、リラックスした多幸感を感じる様なサウンドであり、、不思議に癒されるリズムの「色彩都市」
物悲しい不安定さと不穏さの中から、生の活力のある優しいサウンドが溢れ出してくる「からっぽの椅子」
などなど、、大貫妙子さんはアルバム曲の独創的なサウンドとボーカルのアンバランスさが神秘性をより増すというか、、
またそのミステリアスな世界は、非常に穏やかで優しいものなので、自然とそのリズムに取り込まれそうになります。^^