〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

通天閣のノスタルジー〜現在の通天閣

私が初めて通天閣に登ったのは忘れもしない、雨のシトシト降っていた25年前!  (1996年くらいなので、バブル崩壊後のすぐ後ごろ?景気が悪くなり始める直前の頃でしょうか?)となります。勿論、親に連れられて行きました。^ ^

親も通天閣に登ったのは一度くらいなので、思い入れは全く無いハズだったのですが、何故か連れていかれたのです。笑


恵美須町側から通天閣前の商店街(当時は商店街もエラく寂れてた気がします。)を歩き、通天閣を望み歩きながら。

今は恐らく通る事のできない通天閣の内部へ至る階段は、壁中が小さな落書きで覆われていて、とても、気味が悪い感じがしたのを憶えています。(記憶ではその階段を降りてくる若いカップル(アベック)を見た気がする。)


今は通天閣側の商店街も綺麗で、有線で懐かしの邦楽、洋楽など音楽も流れていますし、人通りも多くて栄えた店だらけ、新世界の街全体が観光客の方々と、その方々の泊まる多数のホテルのお蔭で見違えた気がします。明るくて、安全な街という雰囲気。かなり治安もよくなりました。

でも、とはいえ、少し逸れると危険地帯にはなりますが汗

まあ、近辺に住んでいる人の醸し出す雰囲気はあまり良くはないので。^^笑


60代〜70代くらいの方に話しを聞くと、40年〜50年前は、通天閣前では良からぬ事(身を売ろうと)をしようとしている当時50代〜60代の女性達が普通に客引をしていたと言います。

あとは天王寺公園も当時は労働者やルン○ペンとされる家なき方々で溢れかえっていたそう。

その辺の地面とかに注射○器なども普通に棄ててあったとか。(怖い)


そしてなんと言っても、知り合いの小柄な62歳の方に伺った、突然に新世界を歩いていただけで殴られて意識を失い、財布を奪われる強盗にあった話がダントツで一番、震え上がりました。おそらく40年近く前だと思います。


今は、本当に滅多な事では何も起きない、夜でも安心して歩ける街となりましたね。

画像は昭和40年代前半に描かれた通天閣 辺りの絵。フーテン(瘋癲)の寅さんみたいな方や和装の家族連れなどが居ますね。今でも時が止まった様な街なので、レトロな髪型、服装の方が街を闊歩してたりもします。笑


(追記。80代の方によれば、画像の様に通天閣は昔は今より一回り小さかったそうです。)