〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

柏原芳恵 4 〜最愛〜ロンリー・カナリア

柏原芳恵さんは1980年デビューされた方の中では、、歌謡曲的な情感の細やかさが非常に豊かな方で、、健康的な恋愛に驀(ばく)進する松田聖子さん、淑やかで洒落た恋愛の岩崎良美さん らとは対照的に、、


やや背徳的な色気のある内容や 浮気な恋など、ともすると不健全でありながら、、

とは言え 何処か現実的でもあり、親近感も与えてしまう様な?  複雑な内容がテーマの曲を得意とされています。^^



中島みゆき さん作詞作曲のたいへん意味深であり、、何人も同時に愛せてしまう、女性の等身大とも言える、リアル過ぎる?現実的な姿を描く「最愛」



同じく中島みゆき さん作詞作曲で、優しく甘い情感を漂わせながら、、


この浮気な関係に迷いながら堕ちていく相手の姿を見ること、、

恋人がいる相手を誘惑し、翻弄し、惑わす事が堪らなく楽しい、、

悪女の様な心を、甘さの中に持ち合わせた女性の姿を描写した、、ミステリアスな曲

「ロンリー・カナリア


なんと五輪真弓さん作詞作曲の、、

仄(ほの)かで、淡く儚げながら、、不埒な女性心を艶やかに情緒的に歌いあげる「春ごころ」


奔放で危険な女性の内面を描いた、緊張感のあるサウンドでありながらシットリした曲「太陽は知っている」



などなど、、誑(たぶら)かし、相手の理性を失わせミスリードさせる、、実際にも一定する存在するであろう女性の恐ろしさ、、怖さを自然とソツなく歌いあげてしまう、、

10代から20歳の柏原芳恵さんの才能も恐ろしいかもしれませんね。^^