〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

朱里エイコ〜北国行きで〜ジェット最終便〜白い小鳩〜二時から四時の昼下がり〜恋の衝撃

朱里エイコさんは、とても安定感のある、高らかで伸びやかな歌唱を披露され、アメリカのショービズの世界に身を投じ、高く評価された事でも知られています。
歌いながらの身のこなし や踊り等も、動作が非常に軽やかでキレがあり、その際の視線や表情、、などもエンターテイナーとしての完成度の高さを感じさせます。


一番の代表曲は辛い別れを表現しながらも(どちらも北へ帰っていきます。^^笑)
、、曲調に前向き、、かつ明るい展望を予感させる構成の曲である「北国行きで」、「ジェット最終便」の二曲だと言われますが、、

この街から出て、自由に強く生きていく覚悟を、朱里エイコさん節で力強く歌う「白い小鳩」、、

1967年のデビュー直前の録音とされる、静かで穏やかな ジャズである「知らない歌」(森岡賢一郎さん作曲)

繊細で極めて高い表現力を示した歌謡曲、、「二時から四時の昼下がり」

恋に落ちた衝撃を、上品にパンチを利かせながら、明るく爽やかに歌う「恋の衝撃」

、、男性を弄んできた強い女性が、熱烈な恋に落ちてしまう内容をパワフルに突き抜ける様に歌う「あなたの勝ちだわ」

そのまま1960年代以前の洋楽カバー風でありながら、なんと和製ポップスの「恋のライセンス」など。


思いの外、ヒットが少なめなのが信じられない程、才能に満ち溢れています。

軽やかに綺麗に伸びる歌声は、陽気さも、憂いも、どちらも自由自在に対応できた印象で、素晴らしいと感じました。^^