〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

石坂智子〜ふたりの恋はABC〜ありがとう〜デジタル・ナイト・ララバイ〜

石坂智子さんは80年組(松田聖子さんや河合奈保子さん、柏原芳恵さん、岩崎良美さんらが同期)


、、に属する、1980年デビューのアイドル歌手の一人です。

確かな歌唱力が持ち味で、安定感のあるブレない高らかな高音は、、

清涼感と 伸びやかな真っ直ぐさ がありましたね。^^


たのきんトリオのドラマの主題歌で シットリとした優しい別れを歌われたヒット曲で「ありがとう」

(この時はなんと、河合奈保子さんに追いつきそうな程のヒットとなりました。)


そのB面の松田聖子さんの歌唱に迫り匹敵する、、明るくアイドルらしいポップス調の「未来なんかいらない」



UCCコーヒーのCM曲として採用された、、清涼感と突然の高音の切り替わりが卓越していて、、

一層の、曲の楽しく活発で 生き生きとした盛り上がりを高める「ふたりの恋はABC」


このB面の、とても際どい歌詞で、、静かな歌唱から激しく情熱を帯びる「あなたにどうぞ」


アップテンポな緊張感と、スピード感のある、、

緩急の転換が 非常に複雑なサウンドで、完成度も高く豪華、、

また、石坂智子さんの歌唱も実に見事に難曲に対応し、歌いこなしている「デジタル・ナイト・ララバイ」

(友人には、このチープさは羞恥心を煽られると言われました。^^笑)




お洒落なニューミュージックサウンドで別れをしっとり歌う「通り雨」


レトロで楽しい、疾走感のある ロック調であり、、

弾ける爆発的な歌唱にインパクトがある「ジャスト・ア・ミニット」


豪快なパンチのある歌と、、若く快活な雰囲気で、、激しい恋への憧れで、待ち焦がれた心を持て余す「湘南,18,黄昏て」


フラれた切なさの嘆きを、高らかでパワフルな歌唱力で歌いあげる「冬ぐもりの街」


相手への爽やかな別れのメッセージを切なくも明るく送る「流れ雲」


物憂げであり、、重苦しく寂しい、、演歌の様な世界観の旅になにかをさがして出てしまう「北国へ」



そのB面で正反対に、、アップテンポで明るく弾む様な海辺を舞台とするアイドルポップスながら、、

今も、夏に置き去りにされている様な切ない別れを思い返している「Day by Day」


など、、迷走とも言えるくらい、一貫しない色々な曲を、実に石坂智子さん節の色で、、多種多様な路線で歌いこなされています。^^