〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

小柳ルミ子 2 〜春のおとずれ〜ひとり囃子

初期の小柳ルミ子さんは、まだ後々のインパクトのある お姿はお見せにならず、、淑やかに季節の折々と心情の動揺、、揺れる心を丁寧に歌われます。


しかし少しずつ、かなりの勝気さ?気の強さ?


、、を強力な歌唱の片鱗に匂わせ始めてきますね。^^




淡く優しい情緒、、これから訪れる暖かな幸せの予感のある「春のおとずれ」




愛の溢れている今の情感に不安ながらも満たされていくアイドル歌謡らしい「恋にゆれて」




漂う和の趣きが豊かながら、、本来の小柳ルミ子さんらしさのパワフルさを帯びてきた「十五夜の君」




悲恋を哀切に、、早口をまじえて泣きながらの様なファルセットで叙情的に描く「恋の雪別れ」




清純な小娘へと 見事なりきられて?^^笑

 

心の戸惑いと不安を秘めながら恋を想う「花のようにひそやかに」




平尾昌晃さん作曲の流れの最後となる、、

涙ながらに別れた京都での、遥かな恋を悔やむ、祭りの笛の音が風流な「ひとり囃子」




などなど思わぬ結末を迎えてしまう恋の行方を悲痛に歌唱されると右に出る方はいない様な、、

消え入りそうな高音とファルセットの 悲嘆を醸し出す、、細やかで繊細な抑揚をまじえた、、涙の表現力に驚かされます。^^