岩崎宏美〜ロマンス〜せつなさのバランス

岩崎宏美さんは、二重唱(デュエット)でデビューされ、ロマンス、センチメンタル、未来、ドリーム、シンデレラ・ハネムーン、万華鏡、摩天楼、、なかにし礼 の作詞である「女優」

[同じく なかにし礼が作詞の、妹である岩崎良美さんのデビュー曲「赤と黒」は同一時期で、夜のヒットスタジオ(通称 夜ヒット。 芳村真理さんと井上順さんの掛け合いが有名。)では何回か共演されていましたね。]

そして、火曜サスペンスの世界観から、神秘的で深い愛に満ちた 楽曲を披露する様になり、暫くの小ヒットから間をおいて、カムバックした大ヒット曲「聖母たちのララバイ」、橋、25時の愛の歌、夜のてのひら、愛という名の勇気、B面曲、南南西の風の中で、逃亡者、せつなさのバランス、、アルバム曲である、静かで都会的な別れを綺麗に表現した「52階ののオフ・ステージ」、などなど。

初期は、その高いハッキリとした発声と声量の歌唱力と、中期頃からはシットリと熱く唄い、また独特のファルセットを取り入れた歌唱へと至る、、枚挙に暇がない程のヒット曲と、歌い手として完成された聞かせる楽曲があります。＾＾

デビュー時から評価と人気が高く、先にデビューされていた同じく実力派の歌手の伊藤咲子さん(ひまわり娘、きみ可愛いね、乙女のワルツ、木枯しの二人、などが特に知られています。)を押しのけて(失礼。笑)先輩歌手の山口百恵さんや、桜田淳子、森昌子さんに迫る確固たる存在感を示すヤング世代の歌手となりました。＾＾