〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

郷ひろみ 2 〜よろしく哀愁〜花のように鳥のように〜

郷ひろみ さんは野口五郎さん

とともに筒美京平さん 作品を非常に沢山、歌われています。

(野口五郎さんは馬飼野康二さんの お兄様の 馬飼野俊一さん作曲や、、

野口五郎さんの実兄の佐藤寛さん作曲の作品も多いです。)


そして歌唱は デビュー初期は 非常に高く少年らしい声質を駆使され、実年齢よりも下の雰囲気を醸し出しています。

後の川崎麻世さん みたいに、敢えて少年らしさを過剰に強調しているようです。^^




前作の「天使の詩」の様に 非常に単調な中にミステリアスで神秘的な雰囲気を醸し出し、、

甘えたな歌唱が炸裂した「モナリザの秘密」




シャネルズ(ラッツ&スター)の様なオールディーズ風味のコーラスと、、アップテンポで軽やかなリズムであり、、

ポップでユーモラスな様相を呈する歌「花とみつばち



洋楽サウンドの細かで複雑な演奏が非常にお洒落で、、

洗練されたジャズAORな楽器の音色が非常に心地の良い「君は特別」



大ヒット曲であり、、

不埒な関係の相手を、巧く言いくるめて宥(なだ)めているような歌詞ながら、愁いを柔らかに、流れる様に甘く、そして軽く歌う「よろしく哀愁」(野口五郎さんの「甘い生活」の様に、、

まだ10代にして、円熟した歌詞の世界から、唐突な大人感が漂い始めます。笑)



続いて 大胆な手ほどきに誘われていく目覚めを歌う、、

いけない事を体験し心が少し惑う様な、、

切なげな愁いの、、たいへん歌謡曲らしさのある「わるい誘惑」



そして、、なんと藤圭子さんを生み出した、石坂まさを さん作詞で、、

明るく爽やかで、甘々な、典型的なアイドル歌謡曲らしさの溢れた、明るい曲「花のように鳥のように」



、、と甘えた感じの歌唱が まだまだ色濃いのですが、、年齢とともに大人の世界に近付いた成長を匂わせ始め、、(南沙織さんや山口百恵さん みたいな感じでしょうか。)


子どもに逆戻りされたりも挟みつつ、、緩やかながら、、徐々に歌の世界の雰囲気が変わり始めてきていますね。^^