〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

ガロ(GARO) フォーク 1 〜ロマンス〜たんぽぽ〜地球はメリーゴーランド〜美しすぎて〜水色の世界

松崎しげる さんと組まれたバンド 「ミルク」で知られているマークこと堀内護さん、トミーこと日高富明さん、、


と、その二人に合流した大野真澄さんとの三人組のフォーク グループで、、

割とシンプルで飾らないながら、人の心を捉えて離さない歌詞、、


そして甘く洒落たサウンドに似つかわしい、抑えた歌唱とコーラスは印象的で、、大変な人気を持ったフォーク グループでした。^^




やや淡々とした、サイモンとガーファンクルの様に、静かで幻想的なハーモニーの歌唱が、穏やかに、どこか暖かく続いていく「たんぽぽ」




爽やかで晴れ晴れとした、広大な広がりのある優しさが そっと包み込むように流れる「地球はメリーゴーランド」





美しく緩やかで、優しい幻想性の漂うメロディに、過ぎ去った日々、二人の愛の想い出がシットリと綴られていく「水色の世界」





当時の洋楽を強く意識した、洗練されて お洒落なインストルメンタルサウンドに、甘く穏やかな暖かさが情景とともに描き出されていく「美しすぎて」





儚いマイナー調の哀愁漂うサウンドに、どこか翳りのある追憶が、、


その前半の抑えたムーディーさの流れる歌唱から、、後半の高らかなコーラスへと至る歌唱において浮き彫りにされ、、


情緒豊かに 哀しみが、過去の後悔とともに強烈な印象で映し出された大ヒット曲「学生街の喫茶店




二人の別れと想い出の悲哀を描き、、

儚く淡い、また甘く物悲しい情緒のあるサウンドが優しく、繊細でロマンティックな余韻を残す「君の誕生日」




軽快な哀愁の、淡く暖かなサウンドに、この瞬間の二人の愛を憶えておこう、、と情感が細やかに綴られ歌われる「ロマンス」




などなど、ガロ(GARO)は洋楽を強く意識した、静かなミステリアスさを、派手さは抑えながらも、美しく耽美的に映し出す曲が非常に多い事に気付かされます。^^


コーラス歌唱と、サウンドにある、絶妙なバランスの良さが非常に耳心地がよく秀逸です。^^