〜歌謡曲に溢れた風景〜日々〜そして洋楽〜

レトロ歌謡曲&洋楽ファンの日々。

浪漫な歌手 こいさんのラブコール〜フランク永井〜1

して次にムード歌謡曲全盛時代、盛り場、酒場、ダンスフロア、キャバレー、サパークラブ〜なイメージのフランク永井さんについて書こうと思います。

大阪出身の私としてはフランク永井さんの大阪三部作は欠かせないです。
現代においてもフランク永井のロマンティックな低音と雰囲気に魅せられている一人です。唯一無二の存在の歌唱ですね。

壮大でレトロな印象のイントロから始まる「こいさんのラブコール」そして大阪暮らし、大阪浪漫。大阪曲は実はまだ、幾つか彼のヒットで存在はしているのですが、日本中を巻き込んでのスーパーヒット浪花曲の代表は、この三曲だと思います。

こいさんは商家の家の末娘を表す事が多い感じかと思います。
何処を探しても、こいさんソングの解説が今の時代にはないので、、こいさんのラブコールの歌詞を私なりの個人的な感想で述べますと、、
(もしかすると何かが下敷きにある内容で当時の時代背景をご残さリアルタイムの聞き手なら意味がハッキリわかる可能性もありましょうが汗)
まず一つ目の解釈で、この歌は第三者が単なる客観的な立場から、恋をしているこいさん(親父ギャグか笑笑)と相手の恋されている男性の別々の情景を合わせて語っている様にも思えるのです。
どうやらこの歌詞から、お屋敷に住んでいると思わしき、「こいさん」ともあろう、お嬢があちこち旅するとはあまり考えられない気がする。汗


そして二つ目の解釈は、こいさんが恋している相手の男性がフランク永井さん扮する歌い手ととる場合。
こいさんは未だ娘さんなので、大人の女性ではなく制約などが多い身だと考えられます。
こいさんの思いを知りながらも、己の立場を弁えて、いく先々でこいさんとの思い出を振り返りながら、胸を痛めながらも諦め去っていく高倉健さんの様な?男性なイメージ。そして合わせて語られている、こいさんの寂しく切ない気持ち。

とにかく口には、せずとも相思相愛な感じのムーディーな時が流れている感じ。

そんな感じに歌曲の様相からも解釈をしてしまってました。
少し長くなりましたので大阪浪漫については、後ほど書きます。